この寺について
歴史・由来
【将軍の名を持つ寺】
相国寺を理解する鍵は、その名前です。「相国(しょうこく)」とは、中国で大臣を指す呼び名で、室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が当時左大臣だったことにちなんで名づけられました。
【義満の大寺院】
永徳2年(1382)、義満は自分の屋敷「花の御所」のすぐそばに、この大きな禅寺の建設を始めました。開山(かいさん:初代住職)には夢窓疎石(むそうそせき)を迎え、約10年かけて明徳3年(1392)に完成しました。京都五山(ござん)の第2位に位置づけられ、禅宗の中心となりました。
【幻の七重大塔】
応永6年(1399)、義満は境内に高さ約109メートルと伝わる七重大塔を完成させました。しかし応永10年(1403)に落雷で焼け、その後もたびたび火災にあい、今は残っていません。
【金閣と銀閣を束ねる寺】
義満が建てた鹿苑寺(ろくおんじ:金閣寺)と、孫の8代将軍・足利義政(よしまさ)が建てた慈照寺(じしょうじ:銀閣寺)は、どちらも相国寺の山外塔頭(さんがいたっちゅう:境内の外にある付属の寺)です。室町文化を代表する2つの寺が、この寺に属しています。
【焼失と再建】
相国寺は応仁の乱などで何度も焼けましたが、そのたびに建て直されてきました。今の法堂(はっとう)は、慶長10年(1605)に豊臣秀頼(とよとみひでより)の寄進で建てられたものです。
見どころ・特徴
【法堂(国の重要文化財)】慶長10年(1605)に豊臣秀頼の寄進で建てられた、日本に残る最も古い法堂とされる建物です。
【蟠龍図(ばんりゅうず)】法堂の天井には、狩野光信(かのうみつのぶ)が描いた龍の絵があります。真下で手をたたくと音が響きわたることから「鳴き龍」とも呼ばれます。法堂は春と秋の特別拝観のときに公開されます。
【方丈と庭園】特別拝観では方丈(ほうじょう)も公開されます。裏方丈庭園は、谷を掘り下げて向こう岸に築山を設けた、深い山の谷を思わせる庭です。
【開山堂庭園】白砂に岩を配した枯山水と、苔の築山を組み合わせた庭で、京都市の名勝に指定されています。
【承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)】相国寺と金閣寺・銀閣寺などに伝わる美術品を収める美術館です。伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が描いた金閣寺の障壁画(国の重要文化財)の一部を、常設展示で見ることができます。
年中行事・お祭り
【春の特別拝観】例年3月下旬から6月上旬
法堂・方丈・開山堂などが公開されます。
【秋の特別拝観】例年9月下旬から12月中旬
法堂・方丈・開山堂などが公開されます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
臨済宗相国寺派 大本山・京都五山第二位
創建
1382年
ご利益
学業・合格心願成就
テーマ
禅庭園重要文化財
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
参拝時間
境内は自由に参拝できます。法堂・方丈・開山堂は春と秋の特別拝観の期間のみ公開で、10時から16時まで(一般1000円、小中高生500円)。承天閣美術館は10時から17時まで(入館は16時30分まで)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩約8分。市バス「同志社前」下車。京阪本線「出町柳」駅から徒歩約20分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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