この城について
秋田藩主・佐竹氏が江戸時代を通じて居城とした城の跡です。天守を持たず、石垣もほとんど使わずに、堀と土塁で囲んだ城でした。いまは千秋公園(せんしゅうこうえん)として整えられ、復元された御隅櫓(おすみやぐら)と表門が立っています。日本100名城(第9番)に選ばれ、桜の名所としても知られます。
歴史・由来
久保田城を理解する鍵は、遠い土地へ移された佐竹氏が、限られた条件のなかで築いた城だということです。
【常陸から秋田へ】
佐竹氏は、もとは常陸国(ひたちのくに、いまの茨城県)を治めていた大名です。関ヶ原の戦いのあと、出羽国(でわのくに)の秋田へ移されました。
【天守のない城】
慶長(けいちょう)8年(1603年)5月、初代藩主の佐竹義宣(さたけよしのぶ)が神明山(しんめいやま)で城づくりを始め、寛永(かんえい)8年(1631年)ごろに完成したといわれます。最初から天守を造らず、石垣もほとんどない、堀と土塁で囲んだ城でした。国替えによる財政の事情や、幕府への軍役、徳川幕府への遠慮などが理由と考えられています。
【城から公園へ】
明治時代に城の役目を終えると、明治29年(1896年)に長岡安平の設計で公園として整えられ、「千秋公園」と名づけられました。平成20年(2008年)には国の名勝に指定されています。
見どころ・特徴
【御隅櫓】
平成元年(1989年)に復元された櫓(やぐら)で、中は展示室と展望室になっています。
【表門】
平成13年(2001年)に復元された、本丸の正門です。
【御物頭御番所】
城の警備を担った役人の詰め所で、城内に残るただ一つの江戸時代の建物です。
【千秋公園の桜】
公園は「さくら名所100選」に選ばれ、春には多くの人が花見に訪れます。
【日本100名城スタンプ】
スタンプは御隅櫓などに置かれています。
学び・特徴
指定・選定
日本100名城 第9番・千秋公園は国の名勝
築城
慶長8年(1603年)、佐竹義宣が着工。寛永8年(1631年)ごろ完成
基本情報
住所
秋田県秋田市千秋公園1-1
見学時間
公園は終日開放(御隅櫓は9時〜16時30分、年末年始休み)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】JR秋田駅から二の丸跡まで徒歩約15分
【バス】秋田中央交通「千秋公園入口」から二の丸跡まで徒歩約7分
【車】秋田自動車道 秋田中央ICから約15分(有料駐車場を利用)
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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