この城について
瀬戸内海の海水を堀に引き込んだ、全国でもめずらしい海城(うみじろ)で、「玉藻城(たまもじょう)」とも呼ばれます。日本三大水城の一つに数えられます。生駒親正(いこまちかまさ)が築き、のちに松平氏の居城となりました。月見櫓(つきみやぐら)や艮櫓(うしとらやぐら)など江戸時代の建物が残り、堀では鯛が泳いでいます。
歴史・由来
【生駒親正の築城】
天正(てんしょう)16年(1588)、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒親正が、城を築きはじめました。北側は瀬戸内海に面し、海の交通の大事な場所をおさえる城でした。生駒氏は4代54年にわたってこの地を治めましたが、家臣どうしの争い(生駒騒動)が起き、寛永(かんえい)17年(1640)に出羽国矢島(でわのくにやしま、今の秋田県)へ移されました。
【松平氏の城】
寛永19年(1642)、水戸黄門で知られる徳川光圀(みつくに)の兄、松平頼重(まつだいらよりしげ)が東讃岐12万石を与えられて高松城に入りました。頼重は寛文(かんぶん)10年(1670)に天守を建て直し、延宝(えんぽう)4年(1676)ごろには月見櫓などが建てられました。松平氏は11代にわたって高松藩を治め、慶応4年(1868)に城を明け渡しました。
【天守の取り壊しと史跡】
天守は古くなったため、明治17年(1884)に取り壊されました。昭和29年(1954)に城跡の一部が高松市のものとなり、翌昭和30年(1955)に国の史跡に指定されました。今は玉藻公園として公開されています。天守台の石垣は積み直され、平成25年(2013)に工事が終わりました。
見どころ・特徴
【海水の堀と鯛】
お堀には瀬戸内海の海水が引き込まれていて、鯛が泳いでいます。エサやり体験(1回100円)もできます。
【月見櫓と水手御門】
月見櫓は延宝4年(1676)ごろの建物で、海に面した場所に建っています。そばの水手御門(みずてごもん)は、船で直接城に出入りするための門で、渡櫓(わたりやぐら)とともに国の重要文化財です。
【艮櫓】
延宝5年(1677)に東の丸の北東の角に建てられた櫓で、昭和42年(1967)に今の場所へ移されました。これも国の重要文化財です。
【披雲閣と庭園】
披雲閣は大正6年(1917)に建てられた松平家の建物で、国の重要文化財です。庭園は国の名勝に指定されています。
【季節の催し】
春は桜や植木市、秋は菊花展などの催しが行われます。
学び・特徴
指定・選定
日本100名城77番・国指定史跡
築城
天正16年(1588)、生駒親正が築城を開始
テーマ
日本100名城国史跡重要文化財石垣海・湖畔桜
基本情報
住所
香川県高松市玉藻町2-1
見学時間
西門の開門時間は季節によって変わります。4月・5月・9月は5時30分から18時30分まで、6月から8月は5時30分から19時まで、10月は6時から17時30分まで、11月は6時30分から17時まで、12月・1月は7時から17時まで、2月は7時から17時30分まで、3月は6時30分から18時まで。
東門は4月から9月が7時から18時まで、10月から3月が8時30分から17時まで。
入園料は一般300円(18歳未満は無料)。12月29日から31日は休園。
日本100名城のスタンプは東入口と西入口にあります。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR「高松」駅から徒歩約3分。琴電「高松築港」駅からすぐ。
車の場合は高松自動車道「高松中央IC」から約20分。東入口側に無料駐車場(普通車57台、入園中のみ利用可)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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