この城について
室町時代に成田氏が築いた城で、沼地に囲まれた地形を生かした守りの固い城でした。戦国時代の終わり、豊臣秀吉の関東攻めのときに石田三成らの水攻めに耐えたことから「浮き城(うきしろ)」とも呼ばれます。
この籠城戦は、小説『のぼうの城』の題材になりました。今は再建された御三階櫓(ごさんがいやぐら)と行田市郷土博物館が建ち、続日本100名城の118番に選ばれています。
歴史・由来
【成田氏の城】
室町時代の文明年間(1469年から1486年)の初めごろ、成田親泰(なりたちかやす)が築いたとされています。まわりの沼地を天然の堀として利用した城でした。
【石田三成の水攻め】
天正18年(1590年)、豊臣秀吉が小田原の北条氏を攻めたとき、忍城は石田三成らに水攻めを受けました。城のまわりに堤を築いて水をため、城を水に沈めようとしましたが、忍城は持ちこたえました。この戦いぶりから「浮き城」と呼ばれるようになったといわれます。この籠城戦は、のちに和田竜の小説『のぼうの城』で広く知られるようになりました。
【江戸時代の城主】
江戸時代には、松平忠吉、深溝(ふこうず)松平氏、東条松平氏、大河内松平氏、阿部氏、奥平松平氏と城主が移り変わりました。明治維新のときに建物は取り壊されました。
見どころ・特徴
【御三階櫓】
明治維新のときに取り壊された御三階櫓を、昭和63年(1988年)に再建したものです。最上階からは行田の市内を見わたすことができます。
【行田市郷土博物館】
本丸の跡に建つ博物館で、「行田の歴史と文化」をテーマに、忍城や成田氏の歴史などを紹介しています。続日本100名城のスタンプもここにあります。
【城跡の遺構】
土塁や堀の跡のほか、ほかの場所へ移された門も残っています。城跡は忍城址公園として整えられています。
学び・特徴
指定・選定
続日本100名城118番
築城
文明年間(1469から1486)の初めごろ、成田親泰が築城
テーマ
続日本100名城戦国
基本情報
住所
埼玉県行田市本丸17-23
見学時間
城跡の公園は終日無料で入れます。行田市郷土博物館(御三階櫓)は9時から16時30分まで(入館は16時まで)で、入館は有料です。月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土日は開館)、毎月第4金曜日、年末年始は休館です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
秩父鉄道「行田市駅」から徒歩約15分
JR高崎線「行田駅」から市内循環バスで約23分から31分
車は東北自動車道「羽生IC」「加須IC」から約30分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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