この神社について
東京都品川区にある神社。正式名称は上神明天祖神社(かみしんめいてんそじんじゃ)だが、「蛇窪神社」の通称で広く親しまれている。
境内の白蛇辨財天社にまつわる白蛇(しろへび)の伝説で知られ、近年は巳(み)の日の参拝や御朱印を目当てに訪れる若い参拝者も多い。
歴史・由来
蛇窪神社は、正式には上神明天祖神社(かみしんめいてんそじんじゃ)という。宗教法人としての登録名は天祖神社で、「上神明」は、かつて同じ地域にあった「下神明」の神社と区別するための呼び名である。
神社に伝わる由緒では、元亨2年(1322)ごろの創建とされる。「蛇窪(へびくぼ)」という地名は、室町時代にはすでに「上蛇窪村」「下蛇窪村」として記録が残っており、湿地に蛇が多く住んでいたことに由来する説のほか、かつての「兵窪(ひょうくぼ)」が転じたとする説など、いくつかの由来説がある。
白蛇の伝説は、鎌倉時代にさかのぼると伝わる。かつて神社のそばにあった清水(しみず)に白蛇が住んでいたが、その場所が失われたのちは、近くの戸越公園の池に移り住んだという。のちに地元の森谷家の人が、白蛇が「元の場所に帰りたい」と夢で告げる夢を見たことがきっかけとなり、白蛇をまつる弁財天社(現在の白蛇辨財天社)とその池が設けられたと伝わる。
この白蛇信仰は、2010年代以降、SNSを通じて「東京で白蛇をまつる神社」として広く知られるようになり、特に巳の日(みのひ、12日に一度)や己巳の日(つちのとみのひ、60日に一度)には多くの参拝者が訪れる人気の神社となっている。
見どころ・特徴
【白蛇辨財天社】
境内社の白蛇辨財天社には、白蛇にまつわる伝説が伝わる池と、「白龍の滝」と呼ばれる湧き水がある。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をはじめとする宗像三女神(むなかたさんじょしん)がまつられ、弁財天として信仰されている。
【白蛇種銭】
授与されたお金を石臼の上で3回まわし、白蛇辨財天社の清水で清めるという、金運を願う独特のお参りの作法がある。
【巳の日参り】
巳の日や己巳の日には、特別な御朱印が授与されることもあり、多くの参拝者でにぎわう。
【境内の社殿・狛犬】
鳥居は令和元年(2019)に建て替えられた。狛犬は大正5年(1916)に奉納されたもので、子を抱く姿の阿形(あぎょう)と、玉を抱く姿の吽形(うんぎょう)が対になっている。境内にはほかに、蛇窪龍神社や法密稲荷社といった境内社もある。
年中行事・お祭り
【巳の日参り】巳の日(12日に一度)、特に己巳の日(つちのとみのひ、60日に一度)には参拝者が多く集まり、特別な御朱印が授与されることもある。
【白蛇辨財天社初巳祭】例年1月11日ごろ。
【白蛇辨財天社例祭】例年4月9日ごろ。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
天照大御神天児屋根命応神天皇
社格
旧社格は村社。正式名称は上神明天祖神社(宗教法人名は天祖神社)。「蛇窪神社」は令和元年(2019)、御大典にあわせて正式な通称として認められた。
創建
伝 元亨2年(1322)頃。
ご利益
金運縁結び立身出世除災招福
テーマ
白蛇信仰
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都品川区二葉4-4-12
参拝時間
境内は終日参拝可能。社務所・御祈祷の受付は9時から17時ごろまで(日によって異なる場合あり)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
都営浅草線・東急大井町線「中延」駅より徒歩約5分。JR横須賀線「西大井」駅からは徒歩約8分。
公式サイト
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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