この城について
座喜味城(ざきみじょう)は、沖縄県読谷村(よみたんそん)にあるグスク(琉球の城)で、護佐丸(ごさまる)が15世紀前半に築いたとされます。丘の上に曲線をえがく石の城壁がめぐり、二の郭(にのくるわ)には、楔石(くさびいし)をはめたアーチ型の城門があります。昭和47年(1972)に国の史跡に指定され、平成12年(2000)には世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に登録されました。続日本100名城の199番です。
歴史・由来
座喜味城を理解する鍵は、「築城の名手・護佐丸が、自分の領地を見わたせる丘に築いた城」という点です。
【護佐丸と築城】
護佐丸は、読谷山按司(よみたんざんあじ)とよばれた武将です。読谷村の公式案内によると、山田グスクから移り、中山王の尚巴志(しょうはし)が北山を攻めた戦いに参加した直後、地の利を考えて座喜味に城を築いたとされます。築城は1416年から1422年ごろといわれ、資料によって年がちがいます。
【中城城へ】
護佐丸は、1440年に王命で中城城(なかぐすくじょう)へ移りました。座喜味城は、16世紀の出土品から、そのあともしばらく使われたと考えられています。
【戦中・戦後】
戦争中は日本軍の砲兵陣地となり、戦後は米軍の通信基地になりました。昭和49年(1974)10月31日まで、米軍のレーダー基地として使われました。
【文化財への道】
昭和31年(1956)に琉球政府の重要文化財となり、昭和47年(1972)5月15日に国の史跡に指定されました。昭和48年(1973)から昭和60年(1985)にかけて、発掘調査と石垣の修復が進められました。平成12年(2000)12月2日に、世界遺産に登録されています。
見どころ・特徴
【アーチ門】
二の郭にあるアーチ型の城門で、城門のアーチに楔石を使っています。アーチ門としては古い形態とされる石積みです。
【曲線の城壁】
丘の地形にそって、石垣が曲線をえがいてめぐります。城郭の外周は約365m、内部の面積は約7,385平方メートルです。
【眺め】
標高120mあまりの丘の上にあり、読谷村のほぼ全域を見わたせます。
【ユンタンザミュージアム】
城のふもとの世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアムでは、城跡の案内のほか、読谷村の歴史・民俗文化・美術工芸・自然の展示を見ることができます。
【御城印(ごじょういん)】
ユンタンザミュージアムで、座喜味城跡の御城印が販売されています。読谷村観光協会が発行し、2022年3月13日に販売が始まりました。
【訪ねかた】
城跡は自由に入ることができます。先にミュージアムで城の歴史を知ってから歩くと、石垣の見え方が変わります。
学び・特徴
指定・選定
国指定史跡。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産。続日本100名城199番
築城
15世紀前半、護佐丸が築城(1416年から1422年ごろとされる)
基本情報
住所
沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708番地の6
見学時間
城跡は、自由に入ることができます。
ユンタンザミュージアムは、9時から18時までです(入館は17時30分まで)。休館日は、水曜日と年末年始(12月28日から1月4日)、展示替えなどの臨時休館日です(祝日が水曜日のときは翌日)。
常設展の入館料は、高校生以上が村外500円(村内200円)、小中学生が村外300円(村内無料)、幼児は無料です。
開館時間・料金・休館日は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
那覇バスターミナルから読谷線(29番)のバスに乗り、「座喜味」バス停で降りて、徒歩約15分です。
駐車場があります。南側の駐車場は、2024年4月1日に完成しました。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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