神社 御朱印信濃国一宮。『延喜式』神名帳の名神大社。旧官幣大社。神社本庁の別表神社。 諏訪市
諏訪大社上社本宮
すわたいしゃかみしゃほんみや
別名:諏訪大社(すわたいしゃ)、諏訪大明神(すわだいみょうじん)
この神社について
諏訪大社を構成する四つの宮のひとつで、上社(かみしゃ)の中心となる、信濃国一宮(しなののくにいちのみや)の神社です。建御名方神(たけみなかたのかみ)をまつり、本殿をもたず、社殿の四隅に御柱(おんばしら)を建てる「諏訪造(すわづくり)」の社殿が特徴です。
7年に一度の御柱祭で全国に知られ、境内の幣拝殿(へいはいでん)や四脚門(よつあしもん)など江戸時代の建物は、国の重要文化財に指定されています。
歴史・由来
この神社を理解する鍵は、「本殿をもたない」という社殿の姿にあります。
諏訪大社は諏訪湖のまわりに四つの宮があり、上社は本宮と前宮、下社は秋宮と春宮です。本宮は上社の中心にあたります。平安時代の『延喜式(えんぎしき)』の神名帳には「南方刀美神社二座(みなかたとみじんじゃにざ)、名神大(みょうじんたい)」と記され、上社と下社をさすと考えられています。
祭神の建御名方神は、『古事記』では出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の子とされます。国譲りの場面で、天から来た建御雷神(たけみかづちのかみ)と力比べをして敗れ、諏訪の地に逃れて「この地から出ない」と誓ったと記されています。のちに神の位は進み、平安時代には最高位の正一位にのぼったと記録されます。
本宮には本殿がありません。社殿の南に守屋山(もりやさん)があり、参拝者は山に向かって拝む形になっています。公式サイトも「神体山を拝する」ことを大きな特徴としています。ただし、守屋山を神体山とする説は明治以降に広まったとする見方もあり、古くは大祝(おおほうり)という人が神の依り代(よりしろ)として敬われたと伝えられます。
江戸時代には、徳川幕府から朱印地を与えられました。現在の建物の多くは江戸時代に再建されたもので、四脚門は徳川家康が寄進したと伝わります。明治になると国幣中社となり、のちに官幣大社へ昇格しました。昭和23年(1948)に、現在の「諏訪大社」という名になりました。
見どころ・特徴
【諏訪造(すわづくり)】本殿をもたず、幣拝殿の左右に片拝殿(かたはいでん)が並ぶ、独特の配置です。守屋山を背に、御柱が四隅に立つ姿は、諏訪の社殿ならではのものです。
【御柱(おんばしら)】境内の四隅に建つ、樹齢200年ほどのモミの巨木です。7年に一度、寅(とら)と申(さる)の年に建て替えられます。上社の本宮・前宮、下社の秋宮・春宮の4つの宮に4本ずつ、合計16本が建ちます。
【布橋(ぬのばし)】入口御門から拝殿へと続く、約70mの屋根つきの回廊です。参道を進みながら、さまざまな社殿を目にすることができます。
【四脚門(よつあしもん)】徳川家康の寄進と伝わる、江戸時代初めの門です。境内でもっとも古い建物のひとつとされます。
【宝殿の天滴(てんてき)】諏訪の七不思議のひとつで、どんなに日照りの日でも、宝殿の軒から水のしずくが落ちるといわれます。
【摂社・七石】境内には出早社(いづはやしゃ)や高島社があり、硯石(すずりいし)や御沓石(おくついし)など「諏訪の七石」の一部も見られます。
【国の重要文化財】幣拝殿・片拝殿、宝殿、四脚門、入口御門、布橋、神楽殿など、江戸時代の建物が国の重要文化財です。四社のなかでもっとも多くの建物が残るといわれます。
年中行事・お祭り
【蛙狩神事(かわずがりしんじ)】元日。蛙を捕らえて供える、上社の古い神事です。
【例祭】4月15日。
【御柱祭(おんばしらさい)】7年に一度、寅と申の年に行われます。次回は2028年の予定で、上社の山出しは4月1日から3日、里曳(さとびき)は5月3日から5日と発表されています。人の力で曳き、木落しも行う通常の形で実施する方針と報じられています。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
建御名方神
社格
信濃国一宮。『延喜式』神名帳の名神大社。旧官幣大社。神社本庁の別表神社。
創建
創建の年代は定かでない。古くから祭祀が続き、『延喜式』神名帳に名神大社として記される。
ご利益
縁結び商売繁盛健康長寿厄除け
テーマ
信濃国一宮御柱祭
この場所を巡る軸
基本情報
住所
長野県諏訪市中洲宮山1
参拝時間
境内は自由に参拝できます。授与所(御朱印・お守り)は8時30分から17時、宝物殿は9時から16時です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
電車の最寄りはJR中央本線「茅野駅」と「上諏訪駅」です。茅野駅からはタクシーで約10〜15分です。上諏訪駅からは路線バス(かりんちゃんバスなど)がありますが、本数が少ないため事前にご確認ください。徒歩の場合は距離があります。
車は中央自動車道「諏訪IC」から約2km、5分ほどです。北参道と東参道の入口付近に大きな駐車場があります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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