TabiShiri
寺 御朱印信貴山真言宗(しぎさんしんごんしゅう)の総本山。 生駒郡平群町

信貴山朝護孫子寺

しぎさんちょうごそんしじ

別名:朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)、信貴山寺(しぎさんじ)

この寺について
信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)は、奈良県平群町(へぐりちょう)の信貴山にある、信貴山真言宗(しぎさんしんごんしゅう)の総本山です。本尊は毘沙門天王(びしゃもんてんのう)で、聖徳太子(しょうとくたいし)が寅年・寅の日・寅の刻に毘沙門天を感得(かんとく=仏の姿や教えを心に感じ取ること)した山と伝わり、「寅(とら)のお寺」として親しまれています。国宝『信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)』を伝える寺としても知られます。

歴史・由来

信貴山朝護孫子寺を理解する鍵は、「寅」と「毘沙門天」、そして命蓮上人(みょうれんしょうにん)の霊験の物語が、ひとつの山でつながっていることです。 【毘沙門天の感得】寺の公式サイトによると、聖徳太子は寅年の寅の日、寅の刻に、この山で毘沙門天王を感得しました。公式サイトは、これを西暦582年としています。その後、物部守屋(もののべのもりや)との戦いのときに、太子みずから毘沙門天王の像を刻み、この山の守り本尊として祀ったと伝わります。この戦いは用明天皇(ようめいてんのう)2年(587)のことで、この年を創建とする資料が多くあります。太子は、この山を「信ずべき貴(とうと)ぶべき山」として「信貴山」と名づけたといいます。 【朝護孫子寺の名の由来】平安時代、命蓮上人が、病気になった醍醐天皇(だいごてんのう)の回復を祈ったところ、天皇は元気になりました。そこで天皇から、「朝廟安穏(ちょうびょうあんのん)・守護国土(しゅごこくど)・子孫長久(しそんちょうきゅう)」を祈る寺として、「朝護孫子寺」という勅号(ちょくごう=天皇から授かる寺の名)を賜ったと伝わります。 【戦国時代から現代へ】戦国時代には松永久秀(まつながひさひで)がこの山に信貴山城を築きましたが、織田信長の攻撃で山の堂塔は焼けました。のちに豊臣家によって本堂が再建されています。昭和26年(1951)の火災で本堂は全焼し、昭和33年(1958)に現在の本堂が建てられました。同じ昭和26年には、高野山真言宗から独立して「信貴山真言宗」が作られ、朝護孫子寺はその総本山となりました。

見どころ・特徴

【寅のお寺】寅年・寅の日・寅の刻に毘沙門天が現れたという伝えにちなみ、寅が寺のシンボルです。境内のあちこちで、寅の姿を見かけます。「世界一福寅(せかいいちふくとら)」と呼ばれる巨大な張り子の寅は、記念写真の名所です。 【本堂】舞台造りの本堂に、毘沙門天王を中心として、右に吉祥天像(きちじょうてんぞう)、左に善膩師童子像(ぜんにしどうじぞう)が安置されています。舞台からは大和平野(やまとへいや)を一望できます。 【戒壇巡り(かいだんめぐり)】本堂の真下にある暗い回廊を、手さぐりで進みます。長さは暗い部分で約60メートル、お参りにかかる時間は約5分です。回廊の途中にある如意宝珠(にょいほうじゅ)の錠前に触れると、一つだけ願いがかなうといわれます。 【霊宝館(れいほうかん)】国宝『信貴山縁起絵巻』を伝えています。飛倉(とびくら)・延喜加持(えんぎかじ)・尼公(あまぎみ)の3巻からなる平安時代後期の絵巻で、日本三大絵巻のひとつに数えられます。公開される巻と時期は、公式サイトの年中行事で確認できます。 【境内のお堂】開山堂(かいざんどう)には聖徳太子・弘法大師・命蓮上人などが祀られています。空鉢護法堂(そらはちごほうどう)は一願成就、虚空蔵堂(こくうぞうどう)は入試合格の祈願で知られています。
年中行事・お祭り
【初寅(はつとら)・二の寅の大法要】新年最初の寅の日と、2番目の寅の日に大法要が行われます。 【毘沙門天王の秘仏御開扉(ごかいひ)・奥秘仏御開帳(ごかいちょう)】年に数回、秘仏が公開されます。2026年の公式案内では、1月1日から12日、2月1日から28日、4月1日から17日、7月1日から12日、8月6日から21日、10月1日から11日でした。 【節分大法要・鬼追式(おにおいしき)】例年2月3日。 【信貴山寅まつり】2026年は2月21日と22日でした。 【桜まつり】例年4月上旬から中旬。 【灌仏会(かんぶつえ)】例年4月8日。 【空鉢護法大祭(そらはちごほうたいさい)】例年5月3日。 【毘沙門天王二十八使者稚児(ちご)練供養(ねりくよう)大法要】例年5月15日。 【開山堂大祭】例年5月21日。 【毘沙門天王御出現大祭】例年7月3日。 【施餓鬼供養(せがきくよう)】例年8月6日。 【柴灯護摩供(さいとうごまく)火渡り大祈願会】例年11月3日。 【国宝・信貴山縁起絵巻の特別出陳(しゅっちん)】年に数回、巻を替えて公開されます。2026年の公式案内では、4月2日から17日が飛倉の巻、8月6日から21日が延喜加持の巻、10月31日から11月15日が飛倉の巻でした。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
毘沙門天王(びしゃもんてんのう)
宗派・寺格
信貴山真言宗(しぎさんしんごんしゅう)の総本山。
創建
寺伝では、聖徳太子が寅年の寅の日、寅の刻に毘沙門天王を感得し、物部守屋との戦いのとき(用明天皇2年、587)に毘沙門天王の像を刻んで祀ったのが始まりと伝わります。公式サイトは感得を西暦582年としています。
基本情報
住所
奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
参拝時間
境内の参拝は9時から17時ごろ。霊宝館は9時から16時30分まで(閉館は17時)。戒壇巡りの受付は9時から17時まで。霊宝館の拝観料は大人300円・小人200円(団体は割引あり)、戒壇巡りは200円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車とバス】JR・近鉄「王寺(おうじ)」駅から奈良交通バス「信貴山門(しぎさんもん)」行きに乗り、約22分で「信貴大橋(しぎおおはし)」下車、徒歩約5分。 【車】西名阪自動車道「香芝(かしば)IC」または「法隆寺IC」から約30分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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