TabiShiri
寺華厳宗。日本三文殊の第一霊場 桜井市

安倍文殊院

あべもんじゅいん

別名:安倍寺、崇敬寺

この寺について
大化元年(645)に開かれたと伝わる華厳宗(けごんしゅう)の寺で、「三人寄れば文殊の知恵」で知られる文殊菩薩(もんじゅぼさつ)を本尊とします。日本三文殊の第一霊場とされ、本尊を含む「渡海文殊群像(とかいもんじゅぐんぞう)」5体は国宝です。陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が生まれ育った地とも伝えられています。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、この地に根を張った安倍氏です。 【安倍氏の氏寺として】 寺の由緒によると、大化の改新で左大臣となった安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が、孝徳天皇の勅願により、安倍一族の氏寺として建てたのが「安倍山崇敬寺(すうきょうじ)」、つまり安倍寺の始まりです。創建は大化元年(645)とされ、当時は今の寺から南西へ約300メートルの場所に、大きな伽藍を構えていました。 【今の地へ移って】 鎌倉時代に今の場所へ移ったのちも、大和の大寺のひとつとして栄えました。建仁3年(1203)には、仏師・快慶(かいけい)が本尊の文殊菩薩像をはじめとする渡海文殊の群像を造りました。永禄6年(1563)、松永弾正(まつながだんじょう)の兵火で寺のほとんどが焼けましたが、約100年後の寛文5年(1665)に今の本堂が再建されました。 【安倍晴明の伝え】 寺に伝わる口伝では、平安時代の陰陽師・安倍晴明は延喜21年(921)にこの安倍の地で生まれ、幼いころに天文観測や陰陽の考え方を学んだとされています。

見どころ・特徴

【国宝・渡海文殊群像】 獅子に乗った文殊菩薩が、4人の脇侍を連れて雲海を渡り、教えを説く旅に出る姿を表した群像です。建仁3年(1203)に快慶が造ったもので、5体すべてが国宝に指定されています。文殊菩薩像は高さ約7メートルあり、日本最大と伝えられています。 【文殊院西古墳】 境内にある古墳で、国の特別史跡に指定されています。きれいに加工された石を積み上げた石室が見どころで、玄室の天井石の大きさは約15平方メートルあります。 【白山堂】 室町時代に建てられたお堂で、国の重要文化財です。 【金閣浮御堂】 池に浮かぶように建つお堂で、霊宝館として季節ごとに寺宝が公開されます。 【安倍晴明ゆかりの地】 境内には「安倍晴明公 天文観測の地」があり、晴明が残したと伝わる結界札も授与されています。 【コスモス迷路】 秋(9月中旬から10月下旬ごろ)には、コスモス畑の中を歩く迷路が設けられます。
年中行事・お祭り
【コスモス迷路】例年9月中旬から10月下旬 【寺宝展示】春・夏・秋・冬 金閣浮御堂霊宝館で、季節ごとに寺宝が展示されます。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
文殊菩薩
宗派・寺格
華厳宗。日本三文殊の第一霊場
創建
大化元年(645)、安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺(安倍山崇敬寺)として創建したと伝わる
ご利益
学業・合格
テーマ
国宝花
この場所を巡る軸
基本情報
住所
奈良県桜井市阿部645
参拝時間
9時から17時まで(年中無休)。拝観料は本堂が大人700円・小学生500円、金閣浮御堂霊宝館が大人700円・小学生500円、共通券が大人1200円・小学生800円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR・近鉄「桜井駅」から徒歩約20分。有料駐車場あり(乗用車約200台、大型バス約20台)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...