この神社について
愛知県稲沢市にある神社で、正式名は尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)。「国府宮(こうのみや)」の名で親しまれ、尾張国の総社(そうじゃ)とされてきた。主祭神は尾張大國霊神。毎年旧暦1月13日に行われる儺追神事(なおいしんじ)、通称「はだか祭」で全国に知られ、くじで選ばれた「神男(しんおとこ)」を中心に、裸の男たちが厄を払う。楼門と拝殿は国の重要文化財。
歴史・由来
この神社を理解する鍵は、「尾張国の役所のすぐそばでまつられた総社」という立場にある。総社とは、国司(こくし、朝廷から派遣された地方長官)が国内の神々にまとめて参拝できるよう、国府の近くにまつった神社のこと。当社は奈良時代、尾張国の役所である国衙(こくが)に隣接して鎮座していたことから尾張国の総社と定められ、国司自らが祭祀(さいし)を行ったと伝わる。「国府宮」という通称もここに由来する。宝亀2年(771年)に官符(朝廷の命令書)が下されたとする伝えもある。
延喜式神名帳(927年成立)には式内小社として載る。昭和15年(1940年)には国幣小社に列せられ、戦後は別表神社となった。
毎年旧暦1月13日の儺追神事(通称はだか祭)は、神護景雲元年(767年)に称徳天皇の勅令で全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司が総社である当社でも祈祷したのが始まりと伝わる。
見どころ・特徴
【重要文化財の楼門】室町時代初期(応永26年・1419年ごろ)の建立と考えられている三間一戸(さんげんいっこ)の楼門。上層は江戸時代の正保年間に改造された。昭和30年(1955年)に国の重要文化財に指定された。
【重要文化財の拝殿】江戸時代初期に建てられた切妻造(きりづまづくり)の拝殿。楼門と同じく国の重要文化財。
【本殿】流造(ながれづくり)の本殿。
【はだか祭】毎年旧暦1月13日に行われる、当社最大の行事。詳しくは「年中行事」の項を参照。
年中行事・お祭り
【儺追神事(なおいしんじ、はだか祭)】毎年旧暦1月13日(令和9年・2027年は2月19日の予定)。神護景雲元年(767年)に始まると伝わる。くじで選ばれた一人の「神男」が、何も身に着けない姿で参道に出ると、群がる裸の男たちが神男に触れようと激しく揉み合う。神男に触れると厄が落ちるという言い伝えがある。参加者は、数千人から約1万人といわれる。「なおい笹」は、裸になれない老若男女の願いをこめたもの。翌日の午前3時には夜儺追神事が行われ、神男は土餅を背負い、境外へ追い出される。「天下の奇祭」とも呼ばれる。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)
社格
式内小社。旧国幣小社(昭和15年・1940年に列格)。尾張国総社。別表神社。
創建
創建の年は不明。奈良時代、尾張国の役所(国衙)の隣にまつられ、尾張国の総社と定められたと伝わる。宝亀2年(771年)に官符が下されたとする伝えもある。
ご利益
厄除け家内安全五穀豊穣
テーマ
パワースポット
この場所を巡る軸
祭り・伝統行事
基本情報
住所
愛知県稲沢市国府宮1-1-1
参拝時間
境内は24時間参拝できる。社務所は9時から16時。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
名鉄名古屋本線「国府宮」駅北口から徒歩約3分。JR東海道本線「稲沢」駅から徒歩約15分。駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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