TabiShiri
神社 御朱印 国立市

谷保天満宮

やぼてんまんぐう

別名:谷保天神

この神社について
谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は、東京都国立市にある、学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね)公をまつる神社です。 公式サイトでは「東日本最古の天満宮」とされ、湯島天神・亀戸天神とともに「関東三天神」の一つに数えられます。 延喜3年(903)に、道真公の三男の道武(みちたけ)公が、父の姿を刻んでまつったのが始まりと伝わります。 梅林があり、「交通安全祈願発祥の地」としても知られます。

歴史・由来

この社を理解する鍵は、遠い地に流された子が、父を思ってまつった祈りが、千年以上たった今も受け継がれている、という点です。 【創建】 公式サイトによると、昌泰4年(901)、菅原道真公は筑紫(つくし・いまの九州)の大宰府へ左遷(させん)されました。 このとき、三男の道武公も、武蔵国多摩郡(むさしのくにたまぐん)の谷保(いまの国立市谷保)へ流されたと伝わります。 延喜3年(903)、道武公は父の死の知らせを受け、父の姿を刻んで、その霊をまつりました。これが谷保天満宮の始まりとされます。 【今の場所へ】 公式サイトによると、はじめは別の場所にまつられていましたが、養和元年(1181)に現在の地へ移されたとされます。 このとき、太宰府を手本にして、梅香山安楽寺(ばいこうざんあんらくじ)という寺も建てられたと伝わります。 明治18年(1885)には、府社(ふしゃ・東京府が認めた神社の格)になりました。 【「ヤボ天」の名】 谷保天満宮は、「野暮天(やぼてん)」という言葉の由来だという話でも知られます。 江戸時代の狂歌(きょうか・ことば遊びの歌)から広まった話とされますが、後の時代のこじつけだという見方が有力です。 「谷保」という土地の名が、ことば遊びになった逸話として楽しむのがよいでしょう。 【交通安全祈願発祥の地】 明治41年(1908)8月1日に、有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう)が自動車で遠乗りの会を開き、谷保天満宮に参拝しました。 公式サイトでは、これを日本で初めてのドライブツアーとし、交通安全祈願の発祥の地としています。 境内には、その記念碑が建っています。 【受け継がれてきた宝】 本殿と拝殿は、国立市の指定文化財です。 木造獅子狛犬(もくぞうししこまいぬ)と木造扁額(もくぞうへんがく)は、国の重要文化財です。 境内の森(社叢・しゃそう)は、東京都の天然記念物に指定されています。

見どころ・特徴

【梅林】 境内の東側にある梅林には、白梅や紅梅など、さまざまな種類の梅が植えられています。 梅は、天神様のしるしでもある花です。 2月から3月の梅の時期には、書道展や梅祭りが開かれます。 【座牛(ざぎゅう)】 境内の2か所に、牛の像があります。 道真公の葬送のとき、牛が動かなくなったという伝説にちなんだものと、公式サイトは説明しています。 【文化財】 本殿と拝殿は、国立市の指定文化財です。 拝殿は入母屋造(いりもやづくり)で、嘉永4年(1851)の建築と考えられています。 木造獅子狛犬と木造扁額は、国の重要文化財です。 宝物殿(社務所の2階)では、重要文化財を日曜日と祝日の11時から15時に見ることができます(無料)。 【境内の社や碑】 五社、三郎殿(さぶろうでん・津戸三郎為守をまつる)、獅子神社、厳島神社(いつくしまじんじゃ)、稲荷神社、第六天神社などがあります。 弁天池のまわりには、あじさい園もあります。 筆塚(ふでづか)もあります。 梅林の中には、有栖川宮威仁親王の記念碑のほか、作家の山口瞳(やまぐちひとし)の文学碑や、和魂漢才碑(わこんかんさいひ)が建っています。 【交通安全祈願と車のお祓い】 交通安全祈願の発祥の地として、境内には車のお祓い所があります。 12月には、旧車祭(きゅうしゃさい)も開かれます。 【訪ねかた】 神社の森は、都の天然記念物です。ゆっくり歩いて、木々の下の空気を楽しめます。 例祭の日や正月は混み合うので、電車やバスで訪ねると安心です。
年中行事・お祭り
【歳旦祭(さいたんさい)】1月1日 【どんど焼き】例年1月中旬 【初天神・筆供養】例年1月25日 【節分祭】例年2月3日 【書道展・梅祭り】例年2月下旬 【新入学児童勧学祭】例年4月上旬 【夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)】例年6月30日 6月25日ごろから30日まで、茅の輪(ちのわ)が設けられます。 【夏祭り】例年8月25日 【例祭】例年9月15日から27日ごろ 古式獅子舞や万灯行列などが行われます。 【うそ替え神事】例年11月2日・3日 【おかがら火(庭燎祭)】例年11月3日 【大鷲祭(おおわしまつり)】例年11月の酉の日 【新嘗祭(にいなめさい)】例年11月23日 【旧車祭】例年12月中旬 【大祓い】12月31日 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

作品ゆかり
【山口瞳(やまぐちひとし)の文学碑】 梅林の中に、作家の山口瞳の文学碑があります。 国立市の図書館の資料は、山口瞳の『わが町』に、谷保天満宮と梅林が登場すると紹介しています。
学び・特徴
主祭神
菅原道真公菅原道武公
社格
旧社格は府社(明治18年・1885に昇格)。東日本最古の天満宮とされ、関東三天神の一つ。
創建
延喜3年(903)、菅原道真公の三男・道武公が、父の姿を刻んで祀ったことに始まると伝わる。養和元年(1181)に現在の地へ遷座した。
ご利益
学業成就交通安全
基本情報
住所
東京都国立市谷保5209
参拝時間
社務所の受付は、10時から16時です(年中無休)。 ご祈祷は、10時から15時30分まで受け付けています(時期によって、実施の時刻や申込みの方法が変わります)。 お札場(お守り・絵馬・御朱印の授与所)は、9時から16時50分です。 宝物殿の見学は、日曜日と祝日の11時から15時です(無料)。 正月や祭りの日は、時間が変わることがあります。お出かけ前に、公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR南武線の谷保駅から、徒歩約3分です。 JR中央線の国立駅から、府中行きのバス(谷保経由)で約10分、「谷保天神」で下車してすぐです。 京王線の府中駅または聖蹟桜ヶ丘駅から、国立駅行きのバス(谷保経由)で約10分、「谷保天神」で下車してすぐです。 お車では、中央道の国立府中ICから約3分です。 駐車場は約30台分です。料金は公式サイトでご確認ください。 正月や例祭の日は混み合います(例祭の一部の日は、駐車場が使えません)。公共交通機関のご利用をおすすめします。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...