TabiShiri
寺真言律宗 奈良市

海龍王寺

かいりゅうおうじ

別名:隅寺(すみでら)

この寺について
海龍王寺(かいりゅうおうじ)は、奈良市の法華寺町(ほっけじちょう)にある真言律宗(しんごんりっしゅう)の寺です。天平3年(731)に光明皇后(こうみょうこうごう)が堂宇を整えたと伝わり、平城宮の北東(鬼門)を守る役割をもったとされます。国宝の五重小塔や、重要文化財の西金堂(さいこんどう)・経蔵(きょうぞう)が残っています。遣唐使と深い縁のある玄昉(げんぼう)にちなみ、旅や留学の安全を祈る人が訪れます。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「光明皇后ゆかりの寺」であることと、「玄昉(げんぼう)の航海の伝説」という二つの点です。 寺の前身は、飛鳥時代に毘沙門天(びしゃもんてん)をまつる寺として建てられたものだとされています。平城京ができたころは、藤原不比等(ふじわらのふひと)の邸宅の北東の隅にあたり、「隅寺(すみでら)」と呼ばれました。 天平3年(731)に、光明皇后が堂宇を整えました。寺の名前の「海龍王寺」は、聖武天皇から与えられたと伝えられています。 初代の住職とされる玄昉は、唐(とう)に渡って仏教を学んだ僧です。帰国の途中で嵐にあったとき、海龍王経(かいりゅうおうきょう)を唱えて助かったという伝承があります。持ち帰った多くの経典(一切経=いっさいきょう)を、この寺に納めたとも伝わります。 鎌倉時代には真言律宗の寺になりました。西金堂は創建のころからの建物と伝えられ、鎌倉時代に大きな修理を受けています。

見どころ・特徴

【五重小塔(ごじゅうのこざん)】西金堂の中に安置されている、小さな五重の塔です。奈良時代につくられたもので、国宝に指定されています。 【西金堂(さいこんどう)】重要文化財。創建のころからの建物と伝えられ、鎌倉時代に大きな修理を受けています。 【経蔵(きょうぞう)】経典をおさめる蔵で、重要文化財です。 【本堂と十一面観音】本堂には、本尊の木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)がまつられています。鎌倉時代につくられたもので、重要文化財です。 【旅と留学の安全祈願】玄昉の航海の伝説にちなみ、旅行や留学の前にお参りする人が多いとされます。
年中行事・お祭り
【春の特別公開】例年、3月下旬〜4月上旬ごろと、5月上旬に行われることがあります。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
十一面観音菩薩
宗派・寺格
真言律宗
創建
飛鳥時代に毘沙門天をまつる寺として建てられたと伝わる。天平3年(731)、光明皇后が堂宇を整えたとされる。
ご利益
交通安全
テーマ
光明皇后国宝
基本情報
住所
奈良県奈良市法華寺町897
参拝時間
9時〜16時30分(特別公開のときは17時まで)。休みは、8月12日〜17日と12月24日〜31日。 拝観料は大人500円(特別公開のときは600円)、中学生・高校生200円、小学生100円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
近鉄奈良駅から奈良交通バス西大寺方面行きで約12分、「法華寺」バス停下車、徒歩すぐ。 近鉄「新大宮」駅から徒歩約15分。 無料の駐車場があります(10台)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...