この神社について
京都の西、松尾山のふもとにある神社で、大山咋神(おおやまくいのかみ)と中津島姫命(なかつしまひめのみこと)をまつります。
平安京の西を守る社として崇められ、中世からは酒造りの神としても信仰を集めてきました。春には約3000株の山吹が境内を彩ります。
歴史・由来
松尾大社を理解する鍵は、渡来系の秦氏(はたうじ)がまつってきた山の神が、平安京の守り神になり、やがて酒の神として親しまれるようになった歩みです。
【山の磐座と秦氏】
古くは、松尾山の頂上近くにある磐座(いわくら、神が宿るとされる大きな岩)で神をまつっていたと伝わります。大宝元年(701)に、秦忌寸都理(はたのいみきとり)が天皇の命を受けて、今の場所に社殿を設けました。
【平安京の西の守り】
平安京ができると、東の賀茂社と並んで都を守る社とされ、「東の厳神(げんしん)、西の猛霊(もうれい)」と呼ばれました。平安時代の『延喜式(えんぎしき)』では名神大社とされ、朝廷が特に重んじた二十二社にも数えられています。
【酒造りの神】
中世以降、酒造りの神として信仰されるようになりました。境内の湧き水「亀の井」は、酒に混ぜると腐りにくくなるといわれ、今も醸造家が持ち帰っています。
【本殿】
今の本殿は応永4年(1397)に建て直され、天文11年(1542)に大きく修理されたもので、国の重要文化財です。
見どころ・特徴
【松尾造の本殿】
屋根の前後が長く伸びた「両流造(りょうながれづくり)」の本殿で、「松尾造」とも呼ばれます。国の重要文化財です。
【亀の井と霊亀の滝】
社殿の裏から湧く「亀の井」の水は、酒造りの人々に大切にされています。神のお使いは亀と鯉で、近くには「霊亀の滝」もあります。
【松風苑】
昭和の作庭家、重森三玲(しげもりみれい)が造った庭園で、昭和50年(1975)に完成しました。「上古の庭」「曲水の庭」「蓬莱の庭」の三つの庭があります。
【神像館】
国の重要文化財の神像3体など、古い神像を見ることができます。
【山吹】
4月下旬になると、楼門から本殿の間を流れる一ノ井川沿いなどに、約3000株の山吹が咲きます。
年中行事・お祭り
【例祭】例年4月2日
【中酉祭】例年4月の中の酉の日
酒造りの安全を祈る祭りです。
【神幸祭】例年4月20日以降の最初の日曜日
神輿が氏子地域へ出ます。還幸祭は、その3週間後の日曜日です。
【八朔祭】例年9月3日
【上卯祭】例年11月の上の卯の日
酒造りの始まりにあたって、醸造の安全を祈ります。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
大山咋神中津島姫命
社格
式内社(名神大社)・二十二社(上七社)・旧官幣大社・別表神社
創建
大宝元年(701)、秦忌寸都理が勅命により現在地に社殿を設けたと伝わる
テーマ
庭園花重要文化財祭り
基本情報
住所
京都府京都市西京区嵐山宮町3
参拝時間
庭園・神像館は9時から16時まで(日曜日・祝日は16時30分まで)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
阪急嵐山線「松尾大社駅」から徒歩3分。市バス「松尾大社前」から徒歩3分。
駐車場があります(参拝者は1時間無料)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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