この寺について
日蓮宗の寺院。慶長3年(1598)、尊重院日静(そんちょういんにちじょう)の創建。秘仏の大黒天像は、日蓮聖人の高弟・日法(にっぽう)上人の作と伝わり、幾度の大火でも焼け残ったことから「火伏の大黒天」と呼ばれる。新宿山ノ手七福神の大黒天として知られる。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、本尊の日蓮聖人像ではなく、秘仏として祀られる一体の大黒天像にある。
慶長3年(1598)、尊重院日静(そんちょういんにちじょう)を開山として、武蔵国豊島郡市ヶ谷田町(現在の新宿区市谷田町)に創建された。日蓮宗の寺院で、本山は下総国(しもうさのくに)の平賀本土寺(ひらがほんどじ、千葉県松戸市)である。
寺に伝わる大黒天像は、日蓮聖人の高弟で、すぐれた仏師でもあった中老僧・日法(にっぽう)上人の作と伝わる。室町時代に作られた木彫りの立像で、高さは12センチほどしかない。日静が身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)からこの像を持ち出し、経王寺の本尊として迎えたとされる。
この大黒天像は、江戸期から明治期にかけて江戸・東京を襲った幾度もの大火でも焼け残ったことから、「火伏(ひぶせ)の大黒天」と呼ばれ、篤く信仰されてきた。寛文8年(1668)、享保10年(1725)、明治10年(1877)の火災を生き延びたと伝わる。
この大黒天像は、昭和60年(1985)に新宿区の有形文化財に指定された。また「新宿山ノ手七福神」の第2番・大黒天として、七福神めぐりの参拝者を迎えている。年6回巡ってくる甲子(きのえね)の日には、「開運火防大黒天」として特別に開帳され、法要が営まれる。
見どころ・特徴
【火伏の大黒天】幾度の大火でも焼け残ったと伝わる秘仏の大黒天像。日蓮聖人の高弟・日法上人の作と伝わり、室町時代の作とされる。昭和60年(1985)、新宿区の有形文化財に指定されている。
【新宿山ノ手七福神】経王寺は、七福神めぐりの第2番・大黒天を担う。都心にありながら七福神を巡る散策コースの一角として親しまれている。
【コンパクトな境内】都心の寺院らしく、境内は決して広くはない。本堂と大黒堂が並び、短い時間でも気軽に参拝できる。
【年6回のご開帳】大黒天像は普段は秘仏だが、60日に一度巡ってくる甲子の日には特別にご開帳され、法要が営まれる。この日に合わせて訪ねると、ふだんは見られない大黒天の姿に出会える。
年中行事・お祭り
学び・特徴
本尊
日蓮聖人像大黒天
宗派・寺格
日蓮宗。本山は下総国(しもうさのくに)平賀本土寺(ひらがほんどじ、千葉県松戸市)。
創建
慶長3年(1598)、尊重院日静(そんちょういんにちじょう)を開山として、武蔵国豊島郡市ヶ谷田町(現在の新宿区市谷田町)に創建。後に現在地の原町へ移転したとされるが、移転の時期は確認できた資料には明記されていない。
ご利益
商売繁盛金運上昇
テーマ
七福神
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都新宿区原町1-14
参拝時間
境内の参拝は特に時間の定めなし。御朱印は本堂にて授与される。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
都営地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅から徒歩約1分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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