TabiShiri
神社 御朱印 大阪市住吉区

住吉大社

すみよしたいしゃ

別名:住吉さん(すみよしさん)、すみよっさん

この神社について
全国約2,300社の住吉神社の総本社。摂津国一宮。反橋(太鼓橋)と国宝の本殿で知られる。

歴史・由来

住吉大社を理解する鍵は、「海の神さまが、航海の安全から暮らしの守りへと広がっていった」ことです。 【海の神と神功皇后(じんぐうこうごう)】 社伝では、神功皇后が新羅(しらぎ)へ出兵したときに住吉三神(すみよしさんじん)を祀ったのが始まりで、西暦211年のことと伝わります。ただし伝承であり、歴史書で確かめられた年代ではありません。 御祭神は、底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)の三柱と、神功皇后です。神功皇后は亡くなったあと、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)として祀られたと伝わります。 三神の名前には、海の深さの位置を表す意味があるとされます。 【港と大陸への玄関】 創建のころの住吉は、大阪湾の海岸に面していました。7世紀から9世紀には、近くの難波津(なにわづ)が大陸との交易や外交の出発点となり、遣隋使・遣唐使の航海を守る神としても尊ばれました。 【信仰の広がり】 古代には航海の安全の神、平安時代には和歌の神として信仰されました。鎌倉時代以降は武家からも崇敬され、足利義政、豊臣秀吉、徳川秀忠なども参詣しました。 のちには商売繁盛、恋愛成就、相撲や芸能の神としても親しまれ、大阪の人々は「住吉さん」「すみよっさん」と呼んでいます。 【いまの社殿】 本殿の4棟は、もとは20年ごとに建て替えられていました。16世紀の戦乱で途切れ、19世紀のはじめに建て替えの習わしは完全にやめられました。 いまの4棟は文化7年(1810)の再建で、国宝です。平安時代の『延喜式』(えんぎしき)には、名神大社(みょうじんたいしゃ)として載っています。

見どころ・特徴

【四つの本宮(ほんぐう)】 本殿は4棟あり、すべて国宝です。第一本宮は底筒男命、第二本宮は中筒男命、第三本宮は表筒男命、第四本宮は神功皇后をお祀りしています。 第一から第三本宮は縦に並び、第四本宮は第三本宮の横に建ちます。海原を進む船団のように見えます。 柱などは丹塗り(にぬり、赤い塗り)、壁板は白く、屋根は檜皮葺(ひわだぶき)の切妻(きりづま)です。直線的な「住吉造(すみよしづくり)」という、神社建築史のなかでも特殊で古い様式です。 【反橋(そりはし)】 池に架かる朱塗りの太鼓橋で、住吉大社のシンボルです。長さ約20m、高さ約3.6m、幅約5.5mで、最大の傾斜は約48度あります。渡るとお祓いになるという信仰があります。 川端康成(かわばたやすなり)が、この橋の名を題にした小説を書いています。 【住吉鳥居(すみよしとりい)】 柱が四角い、住吉大社ならではの形の鳥居です。 【石舞台と重要文化財】 慶長12年(1607)に豊臣秀頼(ひでより)が寄進した石舞台、東楽所、西楽所、南門が、国の重要文化財です。 【五所御前(ごしょのごぜん)と五大力(ごだいりき)】 神功皇后が、大樹に降りた住吉三神を見て社を建てた場所と伝わります。地面には「五」「大」「力」と刻まれた小石があり、探して拾い、お守りにできます。 【初辰まいり(はつたつまいり)】 毎月最初の辰の日に、種貸社(たねかししゃ)・楠珺社(なんくんしゃ)・浅澤社(あさざわしゃ)・大歳社(おおとししゃ)の4社を参る習わしです。楠珺社では、土人形の招福猫(まねきねこ)が授与されます。 【ウサギと手水舎】 ウサギは住吉大社の神使(しんし、神さまの使い)とされています。手水舎にもウサギがいます。 【おもかる石】 大歳社の境内にある石で、持ち上げた重さの感じ方で願いが叶うかを占います。
年中行事・お祭り
【踏歌神事(とうかしんじ)】 例年1月4日。餅まきがあります。 【白馬神事(あおうましんじ)】 例年1月7日。 【初辰まいり】 毎月、最初の辰の日。 【御田植神事(おたうえしんじ)】 例年6月14日、13時から。国の重要無形民俗文化財です。日本三大御田植祭(香取神宮・伊雑宮と並ぶ)の一つとされます。 替植女(かえうえめ)が田植え歌を歌いながら、境内の御田(おんだ)で苗を植えます。その後、舞台で八乙女舞(やおとめまい)などが舞われます。 【住吉祭(すみよしまつり)】 例年7月30日から8月1日。宵宮祭(7月30日)、例大祭と夏越祓神事(7月31日)のあと、8月1日に渡御祭と頓宮祭があり、神輿が堺の宿院頓宮へ渡ります。大阪市内の夏祭りの最後を飾る祭りです。 【観月祭(かんげつさい)】 例年、十五夜のころ。 【宝之市神事(たからのいちしんじ)】 例年10月17日。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

ゆかりの食・参道の名店1 件
  • 住吉だんご(浪芳庵)

    住吉大社の参道近くにある 1858 年(安政5年)創業の老舗和菓子店。焼きたての「炙りみたらし」が名物で、香ばしい焦げ目と柔らかな団子、濃厚な醤油ダレの組み合わせが特徴。もち文化の発達した大阪住吉の伝統を今に伝える。

※ 営業時間・定休日は変わることがあります。各店の公式情報でご確認ください。

作品ゆかり
【川端康成『反橋』】 作家の川端康成が、住吉大社を舞台にした短編小説を書いています。小説の題は、境内の「反橋」と同じです。境内には川端康成の記念碑があります。
学び・特徴
主祭神
底筒男命中筒男命表筒男命神功皇后
社格
摂津国一宮。全国約2,300社ある住吉神社の総本社。旧社格は官幣大社。延喜式神名帳に名神大社として載る。
創建
社伝では西暦211年、神功皇后の時代の創建と伝わる。確かな年代ではなく伝承とされる。
ご利益
海上安全商売繁盛縁結び安産
テーマ
国宝一宮重要文化財祭り
基本情報
住所
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
参拝時間
【開門時間】 4月から9月は6時から、10月から3月は6時30分からです。 【閉門時間】 17時までです。年中無休で、境内に入るのは無料です。年末年始は時間が変わります。 【授与所・御朱印】 受付時間は、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。 時間は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】 南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分。南海高野線「住吉東駅」からは徒歩約5分です。阪堺線(路面電車)の「住吉鳥居前駅」からは、すぐです。 【車】 阪神高速15号堺線「玉出出口」から約2.7kmです。有料の駐車場があります(南駐車場、約200台)。12月31日から1月3日は利用できません。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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