この寺について
平塚駅の北にある東寺真言宗(とうじしんごんしゅう)の寺で、正式には福生山能満寺宝善院(ふくしょうざんのうまんじほうぜんいん)といいます。鎌倉時代の建久3年(1192)に開かれたと伝わり、江戸時代には東海道平塚宿の本陣の菩提寺(ぼだいじ)として栄えました。本堂の地下には、毎月21日だけお参りできる四国八十八カ所霊場があります。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、東海道の宿場町・平塚宿とのつながりです。
【東寺の学問僧が開いた寺】
寺の由緒によると、宝善院は鎌倉時代の初め、建久3年(1192)に、京都の東寺(とうじ)から鎌倉の鶴岡八幡宮寺(つるがおかはちまんぐうじ)に来た学問僧によって開かれました。江戸時代の地誌『新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)』には「福生山能満寺」の名で記され、本尊は不動明王とされています。
【平塚宿の本陣の菩提寺】
境内の案内板によると、徳川家康の命により、家臣の加藤・成瀬の一族が平塚宿の本陣(大名などが泊まる宿)を寺の門前に置き、宝善院をその菩提寺としました。江戸時代を通じて、平塚宿の中心的な寺だったといわれます。
【空襲からの再建】
昭和20年(1945)の空襲で寺は焼けてしまいましたが、戦後に再建され、京都から不動明王を迎えて今の姿になりました。
見どころ・特徴
【装飾豊かな本堂】
本堂は、唐向拝(からこうはい)と呼ばれる曲線の屋根を正面にもつ建物で、彫刻で飾られ、天井には絵が描かれています。
【地下の四国八十八カ所霊場】
本堂の地下通路は、四国八十八カ所霊場をめぐる道になっています。各霊場の砂を封じ込めた宝珠(ほうじゅ)が暗闇の中で青白く光り、この宝珠に触れてお参りすると、四国を一周したことになるとされています。お参りできるのは毎月21日だけです。
【ゆかりの品々】
境内には、宮本武蔵ゆかりと伝わる瓦や、日本で最初の鉄道のものとされるレールが展示されています。
年中行事・お祭り
【年頭大護摩供(ねんとうだいごまく)】例年1月21日
新しい年の願いをこめて護摩をたく法要です。
【春彼岸会・秋彼岸会】例年3月・9月の彼岸
【盂蘭盆会・大施餓鬼法要(うらぼんえ・だいせがきほうよう)】例年8月7日
【地下霊場参拝日】毎月21日
本堂地下の四国八十八カ所霊場をお参りできます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
不動明王
宗派・寺格
東寺真言宗(本山は京都・東寺)。山号は福生山、寺号は能満寺
創建
建久3年(1192)、京都・東寺から鶴岡八幡宮寺に下向した学問僧による開山と伝わる
テーマ
旧東海道歴史
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
神奈川県平塚市平塚1丁目23−16
参拝時間
寺の受付は9時から17時まで。本堂地下の四国八十八カ所霊場は毎月21日のみお参りできます。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR東海道線「平塚駅」から徒歩約10分。駐車場は境内に5台、第二駐車場に7台分あり。近くにコインパーキングや市営駐車場もあります。
公式サイト
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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