この寺について
大阪市東住吉区にある真言宗泉涌寺派(しんごんしゅう・せんにゅうじは)の大本山で、「たなべのお不動さん」の名で親しまれています。寺伝では治承2年(1178)に平重盛(たいらのしげもり)が建てたとされ、不動明王(ふどうみょうおう)を祀ります。境内には、平成8年(1996)に建てられた三重塔があります。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、平家の武士が「敵も味方も分けへだてなく供養する」という願いを込めて建てた、という成り立ちです。
寺伝では、治承2年(1178)に、平清盛の嫡男(ちゃくなん)・平重盛(たいらのしげもり)が建てたと伝えられます。保元・平治の乱(ほうげん・へいじのらん)で亡くなった人びとの霊を、敵味方の区別なく供養する「怨親平等(おんしんびょうどう)」の心からだといいます。
中国から伝わった仏舎利(ぶっしゃり、釈迦の遺骨とされるもの)が奉られ、源氏の武将の念持仏(ねんじぶつ)と伝わる如意輪観音(にょいりんかんのん)の像も安置されました。平家と源氏の両方の菩提(ぼだい)を弔う寺として始まったのです。
その後、元亀2年(1571)に織田信長の兵火で伽藍(がらん)が焼けました。江戸時代の中ごろに、大和松山(やまとまつやま)藩織田家の殿舎を譲り受けて復興し、その建物が今の本堂(書院造)になっています。
江戸時代中期の高僧・慈雲尊者(じうんそんじゃ、1718〜1804)が、13歳で出家した寺としても知られます。
平成8年(1996)には、山門と本堂のあいだに三重塔が建てられました。
見どころ・特徴
【三重塔】平成8年(1996)に建てられた、総高約23メートルの塔です。塔の本尊は金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)で、「平成の三重宝塔」とも呼ばれます。
【書院造(しょいんづくり)の本堂】織田家の殿舎を譲り受けた建物が、今の本堂です。城下の屋敷の面影を伝えています。
【水掛不動(みずかけふどう)】水をかけてお参りする不動尊が境内にあります。
【楠(くすのき)の大木】樹齢800年余りとされる大きな楠が、境内に立っています。
【小坂奇石記念館(こさかきせききねんかん)】書家・小坂奇石の作品400点余りを収めた記念館があります。
【霊場めぐり】おおさか十三仏霊場の第1番札所で、神仏霊場巡拝の道の札所でもあります。
【御朱印】授与があります。
年中行事・お祭り
学び・特徴
本尊
不動明王(ふどうみょうおう)如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)
宗派・寺格
真言宗泉涌寺派大本山。山号は紫金山、院号は小松院。
創建
寺伝では治承2年(1178)、平重盛の創建
ご利益
厄除け
テーマ
不動明王おおさか十三仏霊場
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
大阪府大阪市東住吉区山坂1-18-30
参拝時間
境内は6時から17時ごろ。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR阪和線「南田辺」駅から徒歩約4分。大阪メトロ谷町線「田辺」駅からは徒歩約10分です。駐車場があります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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