この寺について
東京都品川区東大井にある真言宗智山派の寺院。山号は海賞山(かいしょうさん)。社伝では正暦元年(990年)、智弁阿闍梨(ちべんあじゃり)の創建と伝わる。本尊は延命地蔵菩薩で、「経読地蔵(きょうよみじぞう)」とも呼ばれる。御府内八十八ヶ所霊場の第26番札所であり、「しながわ百景」にも選ばれている古刹である。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、本尊「経読地蔵」にまつわる由来にある。社伝によれば、文亀元年(1501年)、梅巌(ばいがん)という僧がこの地を通りかかったとき、源頼朝が戦没者供養のために経文を埋めたという経塚(きょうづか)の前で読経の声を耳にし、土を掘ってみたところ地蔵が出土したという。これが本尊として祀られ、「経読地蔵」と呼ばれるようになった。
江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』には、この地蔵はもともと鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)の守り仏であったものが、代々を経て梶原景季(かじわらかげすえ、梶原景時の子)に伝わり、やがて当寺に納められたという、別の伝承も記されている。ただし、実際には戦国時代に大井・馬込一帯で勢力を持った梶原一族がこの地蔵を信仰したことが、後世になって鎌倉時代の梶原景時・景季父子と結び付けられたのではないか、という見方もある。
境内には、俳人・雪中庵蓼太(せっちゅうあんりょうた)の句碑「世の中は三日見ぬ間に桜かな」や、饅頭の祖として知られる林浄因(りんじょういん)の碑が残る。この碑は、林浄因の末裔とされる和菓子の老舗・塩瀬総本家によって大正14年(1925年)に建立された。
学び・特徴
本尊
延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ、通称「経読地蔵(きょうよみじぞう)」)
宗派・寺格
御府内八十八ヶ所霊場 第26番札所。玉川八十八ヶ所霊場 第74番札所。
創建
社伝では正暦元年(990年)、智弁阿闍梨の創建と伝わる。
テーマ
御府内八十八ヶ所
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基本情報
記念メダル
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参拝記録
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