この寺について
寺の多い谷中にある真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺で、正式には宝塔山龍門寺多宝院(ほうとうざんりゅうもんじたほういん)といいます。本尊は多宝如来(たほうにょらい)で、この仏だけを本尊とする寺は珍しいとされています。江戸の弘法大師の霊場めぐり「御府内八十八ヶ所」の第49番札所で、その案内書の版木を今に伝えています。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、江戸の人々に親しまれた弘法大師の霊場めぐりです。
【神田から谷中へ】
多宝院は、慶長16年(1611)に宥純(ゆうじゅん)が神田に開いたのが始まりです。その後、慶安元年(1648)に土地が幕府の御用地になったため、今の谷中に移りました。
【霊場めぐりと版木】
江戸時代、弘法大師ゆかりの寺をめぐる巡礼が盛んになりました。多宝院には、寛政2年(1790)に作られた「弘法大師二十一ヶ寺御詠歌所附版木」と、文化13年(1816)に作られた「御府内八十八ヶ所大意版木」が伝わっています。前者は弘法大師の命日(3月21日)にちなんで21の寺をめぐる巡礼の案内、後者は御府内八十八ヶ所めぐりの功徳や心得、各寺の所在地・御詠歌・本尊をまとめた案内書の版木で、どちらも平成5年(1993)に台東区の登載文化財になりました。
学び・特徴
本尊
多宝如来
宗派・寺格
真言宗豊山派。御府内八十八ヶ所霊場 第49番札所。山号は宝塔山、寺号は龍門寺
創建
慶長16年(1611)、宥純が神田に開山。慶安元年(1648)に谷中へ移転
テーマ
霊場・巡礼御府内八十八ヶ所霊場谷根千
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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