TabiShiri
寺 御朱印西山浄土宗総本山。法然上人二十五霊場の第16番札所。 長岡京市

粟生光明寺

あおうこうみょうじ

別名:光明寺(こうみょうじ)、報国山光明寺(ほうこくざんこうみょうじ)

この寺について
西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう)の総本山で、京都府長岡京市の西山のふもとにあります。法然上人(ほうねんしょうにん)が浄土宗を開いたあと、初めて念仏(ねんぶつ)の教えを説いた地と伝わり、「浄土門根元地(じょうどもんこんげんち)」の名で知られます。 建久9年(1198)に、法然の弟子の蓮生(れんしょう)、俗名・熊谷直実(くまがいなおざね)が念仏三昧院(ねんぶつざんまいいん)を建てたのが始まりです。御影堂(みえいどう)や阿弥陀堂など境内の建造物8棟は国の重要文化財で、約200mのもみじ参道は京都でも指折りの紅葉の名所です。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「法然上人(ほうねんしょうにん)が念仏の教えを最初に説いた場所」という一点にあります。 寺に伝わる話では、若き日の法然は修学の旅の途中でこの粟生野(あおうの)の里に宿を借り、宿の主人から「教えを見いだしたら、まずこの地で説いてほしい」と頼まれました。承安5年(1175)に浄土宗を開いた法然は、その約束を守り、ここで初めて念仏の教えを説いたと伝えられます。のちに「浄土門根元地(じょうどもんこんげんち)」と呼ばれるのは、このためです。 法然の弟子の蓮生(れんしょう)は、もとは武士の熊谷直実(くまがいなおざね)です。『平家物語』で平敦盛(たいらのあつもり)を討った人物として知られ、のちに出家して法然に仕えました。建久9年(1198)、蓮生がこの地に念仏三昧院(ねんぶつざんまいいん)を建てたのが光明寺の始まりとされます。 法然の没後、嘉禄3年(1227)に旧来の仏教勢力からの迫害(嘉禄の法難)が起こると、法然の遺骸は大谷から太秦を経て、この粟生の地に移されて荼毘(だび)に付されたと伝わります。念仏三昧院は、その遺骨を納めた御本廟(ごほんびょう)を守る寺として続いていきました。 永禄6年(1563)には、正親町天皇(おおぎまちてんのう)から「浄土門根元地」の綸旨(りんじ)を受けたと伝わります。その後も火災などで堂舎を失いましたが、江戸時代に再建が進み、今の境内がととのいました。御本廟や鐘楼は江戸時代前期、釈迦堂は中ごろ、御影堂は宝暦3年(1753)上棟、阿弥陀堂は後期の建築とされ、これら8棟が国の重要文化財になっています。

見どころ・特徴

【もみじ参道】総門から御影堂へ向かう約200mの参道に、数百本のかえでが続きます。秋は頭上も足もとも赤に染まり、「もみじ寺」と呼ばれるゆえんです。新緑の初夏にも美しい景色が見られます。 【御影堂と阿弥陀堂】本堂の御影堂は、京都の浄土宗寺院でも最大級の堂です。本尊は法然上人の張子(はりこ)の御影と伝わります。渡り廊下でつながる阿弥陀堂には、阿弥陀如来立像がまつられています。 【御本廟(ごほんびょう)】法然上人の遺骨を納めた廟所で、境内でもっとも古い建物の一つです。堂内の彫刻は左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝わります。 【国の重要文化財8棟】本堂(御影堂)、阿弥陀堂、釈迦堂、勅使門(ちょくしもん)、御本廟と拝殿、鐘楼、総門。江戸時代に再建された境内の姿を今に伝えています。 【信楽庭(しんぎょうてい)】昭和36年(1961)につくられた枯山水(かれさんすい)の庭です。紅葉の時期とは違う、静かな表情が楽しめます。
年中行事・お祭り
【紅葉の特別入山】例年11月中旬から12月初旬。2026年は11月14日から12月6日と公式サイトで案内されています。 【光明寺音楽祭】公式サイトの年間案内では6月下旬の開催です。 【暁天講座(ぎょうてんこうざ)】公式サイトの年間案内では7月下旬の開催です。 【花と音楽の響宴】公式サイトの年間案内では、12月初めにコンサートが予定されています。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
法然上人御影(張子)阿弥陀如来立像
宗派・寺格
西山浄土宗総本山。法然上人二十五霊場の第16番札所。
創建
建久9年(1198)、法然上人の弟子・蓮生(熊谷直実)が念仏三昧院を建立したのが始まり。山号は報国山。
テーマ
紅葉・庭園法然上人二十五霊場
この場所を巡る軸
基本情報
住所
京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
参拝時間
入山時間は9時から16時です。紅葉の特別入山の期間は、受付が9時から16時、閉門は16時30分です。 通常期の入山は無料です。紅葉の特別入山は有料で、2026年は大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料です。 御朱印は御影堂内で授与されます。受付は9時から16時が目安で、冬は始まりが遅くなる場合があります。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
阪急「長岡天神駅」またはJR「長岡京駅」から、阪急バス6・7・20・22系統で「旭が丘ホーム前」下車、徒歩約2分です。 紅葉の特別入山の期間は、境内に駐車場がなく、周辺も全面駐車禁止です。公共交通機関か、パーク&ライドをご利用ください。通常期の駐車場については、寺へ直接お問い合わせください。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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