この寺について
小豆島八十八ヶ所霊場の第42番札所で、小豆島町池田の太麻山(たいまさん)の中腹にある山岳霊場です。古くは「瀧水寺」と呼ばれ、「西の滝龍水寺」とも呼ばれています。弘法大師が開いたと伝わり、本尊は大師が山の石で彫ったとされる十一面観世音菩薩(33年に一度だけ開帳される秘仏)です。崖にはりつくように建つ護摩堂からは、土庄の町やエンジェルロード、晴れた日には淡路島まで見わたせます。
歴史・由来
【龍が眠る岩屋】
西の滝を理解する鍵は、境内の岩屋(いわや)にまつわる龍と水の伝説です。
【弘法大師と悪い龍】
寺の伝えによると、西の滝は弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)が開いたとされます。大師は、この地で暴れていた龍を石の瓶に閉じこめ、八大龍王(はちだいりゅうおう)としてまつったといいます。岩屋の中には、今も「開かずの石瓶」がまつられています。その下からは霊泉が湧き出ていて、大師が加持(かじ、祈りの力をこめること)をした水として知られています。「龍水」という名前は、この伝説と泉からきています。
【山伏の修行の場】
太麻山は、昔から山伏(やまぶし)たちが修行する山岳信仰の場でした。西の滝は、ふもとの長勝寺(ちょうしょうじ)の奥之院にあたります。
【焼失と再建】
明治時代のはじめの廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で一度は廃寺となり、その後は長勝寺が守ってきました。昭和45年(1970)の山火事で全山が焼けましたが、昭和52年(1977)に諸堂が建て直されました。
【ご詠歌】
「法の声 我聞きにけり 汚れたる 心を洗う 滝のひびきに」
見どころ・特徴
【護摩堂からの眺め】岩の斜面に建てられた護摩堂からは、瀬戸内海が一望できます。土庄の町並みやエンジェルロード、晴れた日には淡路島や大鳴門橋も見えます。
【岩屋の霊泉】岩屋の中には弘法大師が龍を閉じこめたという「開かずの石瓶」がまつられ、その下から霊泉が湧いています。
【寺宝】建治元年(1275)の銘がある梵鐘は国の重要文化財、建武5年(1338)の銘がある宝篋印塔(ほうきょういんとう)は重要美術品です。
【兼六園菊桜】境内の兼六園菊桜は、例年4月下旬に花を咲かせます。
年中行事・お祭り
【本尊の御開帳】33年に一度。次回は2028年の予定です。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
十一面観世音菩薩
宗派・寺格
小豆島八十八ヶ所霊場第42番札所・山岳霊場
創建
弘法大師の開創と伝わる。昭和52年(1977)諸堂再建
テーマ
霊場・巡礼絶景
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
香川県小豆郡小豆島町大石558
アクセス
池田港から車で約15分。納経(御朱印)は第33番長勝寺で受け付けています。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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