TabiShiri
寺黄檗宗(もとは真言宗の寺) 神戸市北区

有馬温泉寺

ありまおんせんじ

別名:温泉寺

この寺について
黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院で、有馬温泉の温泉街にあります。本尊は薬師如来(やくしにょらい)で、神亀元年(724年)に僧の行基(ぎょうき)が建てたと伝わります。鎌倉時代に温泉を再興した仁西(にんさい)を中興の祖(ちゅうこうのそ)とあおぎ、毎年1月2日の入初式(いりぞめしき)では、行基と仁西の像に初湯をかける行事で知られます。国の重要文化財の波夷羅大将立像(はいらたいしょうりゅうぞう)を所蔵しています。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、有馬温泉の歴史が、行基(ぎょうき)と仁西(にんさい)という二人の僧とともに語られてきたことです。 【行基の創建】 寺に伝わる話では、神亀元年(724年)に行基が有馬温泉を訪れ、自分で丈六(じょうろく)の薬師如来像を刻み、堂を建てて安置して温泉寺と名づけたといいます。別の伝えでは、行基が道ばたの病人を看病したところ、その人が湯山の石の薬師像の化身だったと知り、温泉のそばの石像を本尊に寺を建てた、ともいわれます。 【仁西の再興】 承徳元年(1097年)の洪水で有馬が荒れたあと、建久2年(1191年)に僧の仁西が寺と温泉を再興したと伝わります。仁西は12の僧坊(そうぼう)を建てたとされ、今も中興の祖とあおがれています。 【戦火と再建】 その後、享禄元年(1528年)や天正4年(1576年)の火災などで、寺は焼けたり荒れたりしました。豊臣秀吉の正室、北政所(きたのまんどころ、ねね)の寄進で復興したと伝わります。 【明治以降】 もとは真言宗の寺でしたが、明治初年の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で衰え、阿弥陀堂などは取り壊されて薬師堂が残りました。のちに、薬師堂の東にあった奥の院の清涼院(せいりょういん、黄檗宗)が寺名を継ぎ、現在の温泉寺になっています。

見どころ・特徴

【薬師堂】本尊の薬師如来(やくしにょらい)を祀るお堂です。行基と仁西の像も、寺の堂に祀られています。 【波夷羅大将立像(はいらたいしょうりゅうぞう)】薬師如来を守る十二神将(じゅうにしんしょう)の一つで、国の重要文化財に指定されています。公開の有無は、寺へ直接お問い合わせください。 【入初式(いりぞめしき)の像】毎年1月2日の入初式では、行基と仁西の像が御輿に乗って温泉街を巡り、初湯をかけて沐浴する、と紹介されています。 【桜と紅葉】境内は、春の桜と秋の紅葉でも知られます。境内から温泉街を見渡せるとも紹介されています。 【訪ねかた】有馬温泉の街歩きの途中に、立ち寄りやすい場所にあります。
年中行事・お祭り
【有馬温泉入初式(ありまおんせんいりぞめしき)】例年1月2日に行われます。寺の堂に祀られた行基と仁西の木像が御輿に乗って温泉街を巡り、初湯をかけて沐浴します。年によって非公開となる場合があります。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
薬師如来
宗派・寺格
黄檗宗(もとは真言宗の寺)
創建
神亀元年(724年)、行基の開基と伝わる。建久年間(1190年代)に仁西が中興した
ご利益
病気平癒
テーマ
温泉行基
この場所を巡る軸
基本情報
住所
兵庫県神戸市北区有馬町1643
参拝時間
9時〜16時30分(閉門)。年中無休で、拝観料は無料です。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅から徒歩約10〜15分。六甲・有馬ロープウェーの有馬温泉駅からも徒歩約12分です。 【車】阪神高速北神戸線の有馬口ICから約3km。専用の駐車場はないため、周辺の有料駐車場をご利用ください。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...