この神社について
熊本県阿蘇市、阿蘇山のふもとにある肥後国一宮(ひごのくにいちのみや)です。阿蘇の地を開いたと伝えられる健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめ、その家族の神々12柱を祀っています。九州最大級の楼門をはじめ、国の重要文化財の社殿6棟があります。2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、令和5年度に復旧を終えました。
歴史・由来
この神社を理解する鍵は、「阿蘇を開いた神とその一族を、子孫の阿蘇氏が代々お祀りしてきた神社」という点にあります。
【創建】神社の伝えでは、孝霊天皇(こうれいてんのう)9年、健磐龍命の子で、初めての阿蘇国造(あそのくにのみやつこ)となった速瓶玉命(はやみかたまのみこと)が、両親を祀ったのが始まりとされます。健磐龍命は神武天皇の孫にあたる神で、阿蘇の地を開いたと伝えられます。
【延喜式】平安時代の『延喜式(えんぎしき)』の神名帳には、「健磐龍命神社」が名神大社(みょうじんたいしゃ)として、また「阿蘇比咩神社(あそひめじんじゃ)」が記されています。
【阿蘇氏】宮司の職を代々受け継ぐ阿蘇氏は、日本でも有数の古い家として知られます。中世には武士となり、肥後国を代表する豪族に成長しました。
【社殿の造営】今の社殿は、江戸時代の天保(てんぽう)6年から嘉永(かえい)3年(1835年から1850年)にかけて、熊本藩の寄進で造られたものです。
【近代】大正3年(1914年)、官幣大社(かんぺいたいしゃ)という高い社格に列せられました。
【熊本地震からの復旧】平成28年(2016年)4月の熊本地震で楼門が倒れ、神殿などの重要文化財の社殿も被害を受けました。倒れた楼門は部材の約7割を再び使って組み立て直され、令和5年度に主な社殿の復旧が完了しています。
見どころ・特徴
【楼門】高さ約18mの二層の楼門で、九州最大の規模を誇ります。「日本三大楼門」の一つに数えられ、お寺の山門のような形をしているのが珍しい点です。熊本地震で倒れましたが、もとの部材の多くを使って建て直されました。
【国の重要文化財の社殿】一の神殿・二の神殿・三の神殿・楼門・神幸門(しんこうもん)・還御門(かんぎょもん)の6棟が、国の重要文化財です。
【横参道】ふつうの神社と違い、参道が社殿の前を横切るように通っています。参道の南には阿蘇山の火口、北には国造神社(こくぞうじんじゃ)があるという、めずらしい配置です。
年中行事・お祭り
【火振り神事】春
田作祭(たつくりまつり)の中で行われる神事で、萱(かや)の束に火をつけて振り回し、神さまの婚礼を祝います。
【御田祭(おんだまつり)】7月28日
神輿の行列が田をめぐり、豊作を祈ります。阿蘇の農耕にかかわる祭りは「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
開催日・開催の有無・時間は変わることがあります。お出かけ前に必ず公式サイトで確かめてください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
健磐龍命
社格
肥後国一宮/延喜式内社(健磐龍命神社・名神大)/旧官幣大社/別表神社
創建
社伝では孝霊天皇9年、初代阿蘇国造の速瓶玉命が両親(健磐龍命・阿蘇都比咩命)を祀ったのが始まり。
ご利益
五穀豊穣家内安全縁結び厄除け
テーマ
一宮祭り
この場所を巡る軸
基本情報
住所
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
参拝時間
参拝は6時から18時、御札所は9時から17時。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR豊肥本線「宮地駅」から徒歩約15分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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