TabiShiri
寺 御朱印真言宗御室派の尼寺 藤井寺市

道明寺

どうみょうじ

別名:蓮土山道明寺、土師寺(はじでら)

この寺について
藤井寺市にある真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)の尼寺で、山号は蓮土山(れんどざん)です。古代の氏族・土師氏(はじし)の氏寺として始まり、菅原道真(すがわらのみちざね)のおば・覚寿尼(かくじゅに)が住んだ寺として知られます。本尊の十一面観音菩薩立像は国宝で、毎月18日と25日に厨子(ずし)の扉が開かれます。和菓子の材料「道明寺粉」発祥の寺でもあります。

歴史・由来

道明寺を知る鍵は、菅原道真とその祖先・土師氏とのつながりにあります。 【土師氏の氏寺】 道明寺は、古墳づくりや土器・埴輪(はにわ)づくりに関わった古代の氏族・土師氏の氏寺として、7世紀中ごろに建てられたと考えられています。もとは「土師寺(はじでら)」と呼ばれ、塔・金堂・講堂が南北一直線に並ぶ大きな寺でした。菅原氏は、この土師氏の流れをくむ一族です。 【道真と覚寿尼】 道真のおばである覚寿尼がこの寺に住んでいたため、道真はたびたびここを訪れました。延喜(えんぎ)元年(901)、大宰府(だざいふ)へ左遷される際にも立ち寄り、覚寿尼と別れを惜しんだと伝えられています。本尊の十一面観音は、道真がこの寺に滞在したときに自ら刻んだという言い伝えがあります。道真の死後、寺の名は「道明寺」に改められました。 【道明寺粉のはじまり】 和菓子の材料として知られる「道明寺糒(どうみょうじほしい)」「道明寺粉」は、この寺が発祥です。覚寿尼が道真にお供えしたご飯のお下がりを、多くの人に分けるために干して蓄えたのが始まりとも、別れの際に道真に持たせたご飯が始まりともいわれています。 【今の場所へ】 戦国時代や江戸時代の災害を乗り越えてきた寺は、明治時代の初めの神仏分離によって、隣の道明寺天満宮から東高野街道(ひがしこうやかいどう)をはさんだ今の場所に移りました。

見どころ・特徴

【国宝・十一面観音菩薩立像】高さ約1メートル、檜(ひのき)の一本の木から彫られた檀像(だんぞう)彫刻です。髪や目、唇にわずかに色を差しただけで、あとは木肌のまま仕上げられています。昭和27年(1952)に国宝に指定されました。ふだんは厨子の扉が閉じられていて、毎月18日と25日(1月1日から3日、4月17日も)に拝観できます。 【聖徳太子孝養立像(重要文化財)】国の重要文化財に指定されている聖徳太子の像で、像の中から納入品が見つかっています。 【道明寺天満宮と土師寺跡】東高野街道をはさんだ向かいには道明寺天満宮があり、その境内がかつての土師寺の跡です。梅の名所としても知られています。
学び・特徴
本尊
十一面観世音菩薩
宗派・寺格
真言宗御室派の尼寺
創建
7世紀中ごろ、土師氏の氏寺として建立されたと考えられる
テーマ
国宝
基本情報
住所
大阪府藤井寺市道明寺1-14-31
参拝時間
境内は6時から17時まで。本尊の拝観は毎月18日と25日(1月1日から3日、4月17日も)の9時から16時30分まで、拝観料500円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】近鉄南大阪線「道明寺」駅から西へ約500メートル、徒歩約7分。「土師ノ里」駅からも徒歩約7分。 【車】西名阪自動車道「藤井寺IC」から約10分。参拝者用の無料駐車場あり。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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