TabiShiri
寺 御朱印真言宗豊山派の大本山。 文京区

護国寺

ごこくじ

この寺について
東京都文京区大塚にある、真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の大本山です。天和元年(1681)、5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)が、母の桂昌院(けいしょういん)の願いを受けて建てました。本尊は秘仏の如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)で、元禄10年(1697)に建てられた本堂(観音堂)と、移築された月光殿(げっこうでん)は、国の重要文化財です。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「将軍の母の願いから生まれ、のちに多くの人の墓所になった寺」という歩みです。 【創建】 天和元年(1681)2月、5代将軍・徳川綱吉は、母の桂昌院の願いを受けて、護国寺の建立を命じました。幕府の高田薬園(やくえん)の地が与えられ、寺領は三百石でした。開山には、上野国(いまの群馬県)の大聖護国寺から亮賢を招きました。寺号は神齢山悉地院護国寺です。堂宇は翌天和2年(1682)に完成し、護国寺は将軍家の武運長久を祈る祈願寺になりました。 【本堂】 本堂(観音堂)は、綱吉の命で元禄10年(1697)に建てられました。本尊の如意輪観世音菩薩は、桂昌院の念持仏(身近において拝んだ仏さま)を起こりとする秘仏です。 【明治から現在へ】 明治になると、神仏分離で廃寺となった神田の護持院の旧境内が護国寺のものとなりました。徳川家との関係が絶たれたあとは、一般の人の墓所がつくられ、三条実美(さんじょうさねとみ)、山県有朋(やまがたありとも)、大隈重信(おおくましげのぶ)らが眠る寺になりました。明治16年(1883)と大正15年(1926)の火災で堂宇の多くを失い、関東大震災と戦災も経験しましたが、本堂は元禄のころの姿を保っています。大正から昭和の初めには、高橋箒庵(たかはしそうあん)が境内を整え、茶室がつくられました。昭和3年(1928)には、三井寺(みいでら)の日光院の客殿が月光殿として移されました。

見どころ・特徴

【本堂(観音堂)】 元禄10年(1697)に建てられた国の重要文化財です。堂内には、綱吉直筆の「悉地院」の額、三十三身像などの仏像、桂昌院が乗ったといわれる駕籠(かご)があります。 【ご本尊の御開帳】 ご本尊は秘仏ですが、毎月18日の縁日には御開帳されます。 【月光殿】 三井寺の塔頭(たっちゅう)・日光院の客殿だった、桃山時代の書院造の建物です。国の重要文化財で、昭和3年(1928)に現在地へ移されました。 【不老門と多宝塔】 不老門と多宝塔はどちらも昭和13年(1938)の建立です。不老門は京都・鞍馬寺の由岐神社の拝殿を基にした門で、額の「不老」の字は徳川家達(いえさと)の筆です。多宝塔は、石山寺(滋賀県)の国宝の多宝塔を手本にしています。 【仁王門と大師堂】 どちらも文京区の指定有形文化財です。仁王門は元禄のころの姿を伝え、大師堂は弘法大師をまつっています。 【墓所】 境内には、三条実美、山県有朋、大隈重信、大倉喜八郎、団琢磨(だんたくま)、安田善次郎などの墓所があります。 【騎竜観音】 原田直次郎(はらだなおじろう)が描いた「騎竜観音」は、護国寺が所有する国の重要文化財です。いまは東京国立近代美術館に預けられています。 【訪ねかた】 行事などで本堂に入れない日もあります。お出かけ前に公式サイトのお知らせで、拝観の予定を確かめておくと安心です。
年中行事・お祭り
【月次開帳法要(げつじかいちょうほうよう)】毎月18日 ご本尊の如意輪観世音菩薩が御開帳されます。開帳は10時、閉帳は15時です。5月は中止です。 【修養会(しゅうようかい)】毎週日曜日 朝9時から本堂でお勤めがあり、参加は自由です。 【普門品読誦会(ふもんぼんどくじゅかい)】毎朝(日曜日と元日を除く) 朝6時から(10月から3月は6時30分から)、観音経を唱えるお勤めがあり、参加は自由です。 【節分会(せつぶんえ)】2月 午前に護摩祈祷(ごまきとう)、午後に追儺式(ついなしき)で福豆がまかれます。 【大施餓鬼会法要(おおせがきえほうよう)】5月18日 年間でいちばん大きな行事で、先祖供養が行われます。 【四万六千日(しまんろくせんにち)】7月10日 この日の参拝は4万6000日分の功徳があるとされ、雷除けの札が授与されます。7月9日から10日とする案内もあります。 【慈善茶会】秋 境内の茶寮で開かれるチャリティー茶会です。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

作品ゆかり
【名画】 原田直次郎が描いた「騎竜観音」は、護国寺が所有する国の重要文化財です。
学び・特徴
本尊
如意輪観世音菩薩
宗派・寺格
真言宗豊山派の大本山。
創建
天和元年(1681)2月、5代将軍・徳川綱吉が、母の桂昌院の願いを受けて建立を命じました。堂宇は翌天和2年(1682)に完成しました。
ご利益
健康・病気平癒子宝・安産
テーマ
桜
基本情報
住所
東京都文京区大塚5-40-1
参拝時間
10時から16時(12時から13時は閉堂)。行事などにより拝観できない日もあります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
東京メトロ有楽町線「護国寺駅」下車すぐ(徒歩約1分)。都バス「護国寺前」「護国寺正門前」から徒歩約1分。車の場合は、首都高速5号線の護国寺出口から約500m。駐車場は桂昌殿駐車場(70台・有料)とされています。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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