この寺について
真言宗醍醐派の寺院で、東京・品川にある品川寺(ほんせんじ)の別院。宝登山(ほどさん)の山麓、ロープウェイ山麓駅の近くに位置する。本尊は大日大聖不動明王で、不動明王を中心とする五大明王像を安置する。長瀞七草寺めぐりでは「撫子(なでしこ)の寺」として知られ、春はしだれ梅と八重桜、夏から秋は撫子が境内を彩る。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、古い歴史を持つ長瀞の中では珍しく、比較的新しい歴史を歩んできたことにある。
不動寺は、東京・品川にある品川寺(ほんせんじ)の別院として、昭和55年(1980)ごろに創建されたと伝わる。開山に迎えられたのは、品川寺第31世で、のちに総本山醍醐寺(だいごじ)の座主も務めた仲田順和(なかたじゅんな)和上。開眼の法要には、当時の醍醐寺座主が自ら訪れたと伝わる。本尊には大日大聖不動明王を、脇には降三世明王(ごうざんぜみょうおう)・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)・大威徳明王(だいいとくみょうおう)を加えた五大明王像を安置する。
開山後まもなく、柴燈大護摩(さいとうおおごま)と火渡りの荒行が始められ、毎年3月第一日曜日の「長瀞火祭り」として今に続いている。素足で炎の上を歩き、開運厄除けと福を願う勇壮な行事で、長瀞の春を告げる風物詩として親しまれている。
境内は宝登山の山すそに広がり、長瀞七草寺めぐりでは撫子の寺として知られる一方、春には500本を超える八重桜が本堂裏の斜面を彩り、しだれ梅の名所としても知られている。歴史は浅くとも、四季を通じて訪れる人を迎える寺として根づいている。
見どころ・特徴
【長瀞火祭り】
毎年3月第一日曜日に行われる例大祭。柴燈大護摩を焚き、素足で炭火の上を渡る「火渡り荒行」が行われ、開運厄除けと招福を祈願する。
【八重桜の回廊】
本堂裏の斜面に30種類・500本以上の八重桜が植えられ、ソメイヨシノが散る4月上旬から4月下旬にかけて、約800メートルの桜のトンネルを歩くことができる。「通り抜けの桜」として親しまれている。
【しだれ梅】
境内にしだれ梅園があり、宝登山山頂の梅百花園・臘梅園とあわせて長瀞の梅の名所となっている。
【撫子の寺】
長瀞七草寺めぐりの一つで、7月下旬から9月上旬にかけて参道沿いにピンク色の撫子(なでしこ)が咲く。宝登山ロープウェイの車内からもその様子を見ることができる。
【五大明王像】
本尊の大日大聖不動明王を中心に、降三世明王・軍荼利明王・金剛夜叉明王・大威徳明王を加えた五大明王像を安置する。
【御朱印】
墨書きのほか、金泥書き、赤紙に金泥で書いたものなど、複数の種類の御朱印がある(書き置き対応)。
年中行事・お祭り
【長瀞火祭り】例年3月第一日曜日
柴燈大護摩と火渡り荒行が行われ、開運厄除け・宝福招来を祈願する。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
大日大聖不動明王
宗派・寺格
真言宗醍醐派。東京・品川寺(品川区、ほんせんじ)の別院。
創建
昭和55年(1980)ごろ、品川寺第31世・仲田順和和上を開山として創建されたと伝わる(一次資料での確定はできていない)。
ご利益
厄除け勝負運
テーマ
桜パワースポット
基本情報
住所
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1753-1
参拝時間
9時から16時まで。年中無休。拝観無料。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
秩父鉄道「長瀞」駅から徒歩約20分。宝登山ロープウェイ山麓駅の近くに位置する。駐車場あり(普通車500円、大型バス1500円、目安200台)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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