この神社について
約1,500年の歴史をもつ、川越の総鎮守(そうちんじゅ)です。二組の夫婦神と大己貴命(おおなむちのみこと)をまつることから縁結びの神社として知られ、夏の「縁むすび風鈴」や絵馬トンネルでも親しまれています。令和8年(2026)9月4日付で、本殿が国の重要文化財に指定されました。
歴史・由来
川越氷川神社を理解する鍵は、「城下町の総鎮守」として、町の人びとの暮らしと祭りを支えてきたことです。
創建は欽明天皇(きんめいてんのう)2年(541)と伝えられ、埼玉県内の氷川神社から分けてまつったとされています。長禄元年(1457)に太田道真(どうしん)・道灌(どうかん)父子が川越城を築いて以来、城下の守り神として、また藩領の総鎮守として崇敬されました。江戸時代には、歴代の川越藩主からも厚く信仰されました。
秋の例大祭は、慶安元年(1648)に川越城主の松平信綱(まつだいらのぶつな)が、神輿(みこし)が町を巡る祭りを奨励したことが始まりとされています。この祭りに出る山車(だし)を中心とした「川越氷川祭の山車行事」は、平成17年(2005)に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年(2016)にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
いまの本殿は、天保13年(1842)に着工し、嘉永2年(1849)に屋根が葺(ふ)かれ、明治3年(1870)に上棟遷宮式(じょうとうせんぐうしき)が行われました。壁面の彫刻は、祭りで曳かれた山車の人形を題材にしたものを含みます。こうして神社と祭り、城下町が結びついてきた歴史が、令和8年(2026)9月4日付の国の重要文化財指定につながりました。
見どころ・特徴
【国の重要文化財の本殿】木の色を生かした素木(しらき)の社殿を、日本神話の天岩戸(あまのいわと)や源氏物語を題材にした彫刻がおおっています。腰羽目(こしばめ)の彫刻には、川越氷川祭の山車人形が表されています。本殿は囲いの中に基本的に入れませんが、囲いの外から彫刻を見ることができます。
【八坂神社の社殿】境内の末社で、寛永14年(1637)に江戸城二の丸の東照宮として建てられました。のちに川越城内などへの移築を経て、明治5年(1872)に現在の場所へ移されました。埼玉県の有形文化財です。
【縁むすび風鈴】夏のあいだ、約2,000個の江戸風鈴が境内に飾られます。
【絵馬トンネル】絵馬が並ぶ参道が、トンネルのように続きます。
【縁結び玉と鯛みくじ】境内の玉砂利を納めたお守り「縁結び玉」は、毎朝限定数が授与されると紹介されています。竿で釣り上げる「鯛みくじ」も人気です。
【人形流しと戌岩】境内の小川では、人形(ひとがた)に心身のけがれを移して流す「人形流し」ができます。撫でると安産や子宝に恵まれるといわれる「戌岩(いぬいわ)」もあります。
【大鳥居】高さ約15mの木製の大鳥居が、参道に立っています。
年中行事・お祭り
【川越まつり(川越氷川祭)】例年10月の第3土曜日・日曜日。例大祭は10月14日(旧暦9月14日)で、山車が町を巡ります。
【縁むすび風鈴】例年、6月下旬から9月上旬ごろに開かれます。令和8年は6月27日から9月6日まででした。
【初詣】例年、多くの参拝者でにぎわい、約30万人の人出があると紹介されています。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
素盞嗚尊奇稲田姫命大己貴命脚摩乳命手摩乳命
社格
川越城下の総鎮守。本殿は国の重要文化財(令和8年指定)
創建
欽明天皇2年(541)の創建と伝わる
ご利益
縁結び恋愛成就子宝・安産
この場所を巡る軸
基本情報
住所
埼玉県川越市宮下町2-11-3
参拝時間
境内の参拝は、8時から18時までと紹介されています(時期によって変わります)。授与所は季節や日によって早く閉まることがあるため、午前中から午後の早めの時間が安心です。御祈祷の受付は9時から17時までと紹介されています。時間は変わることがあります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR川越線・東武東上線の川越駅、または西武新宿線の本川越駅から、東武バス「川越氷川神社」停留所まで約10分、降りて徒歩約1分です。小江戸巡回バスの「氷川神社前」停留所からも徒歩約1分です。車の場合は、関越自動車道の川越ICから約20分です。神社の専用駐車場はなく、周辺のコインパーキングを利用します。週末や祭礼のときは混み合うため、公共交通機関が便利です。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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