この寺について
天智天皇が、亡くなった母・斉明(さいめい)天皇を供養するために建てることを決めた、太宰府の天台宗の寺です。完成までに80年あまりかかり、九州の寺をまとめる大寺院として栄えました。京都・妙心寺の鐘と兄弟とされる国宝の梵鐘や、高さ5メートル級の仏像が並ぶ宝蔵で知られます。
歴史・由来
観世音寺を理解する鍵は、九州の政治の中心・大宰府に置かれた、国の大寺院だったことです。
【母を弔う寺】
斉明天皇は、百済(くだら)を助けるために九州へ向かう途中、661年に筑紫(つくし)で亡くなりました。子の天智天皇は、母の冥福を祈るためにこの寺を建てることを決めました。
【80年かけた完成】
工事は7世紀後半に始まり、80年あまりかけて天平(てんぴょう)18年(746年)に完成の供養が行われました。観世音寺は九州の寺をまとめる「府大寺(ふだいじ)」として栄えました。
【戒律を授ける場】
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)5年(753年)に来日した鑑真(がんじん)は、観世音寺で日本で初めての授戒(じゅかい、僧になる人に戒律を授ける儀式)を行ったといわれます。天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761年)には九州の授戒の場として戒壇院が設けられ、東大寺・下野薬師寺とならぶ「天下の三戒壇」と呼ばれました。
学び・特徴
本尊
観音菩薩
宗派・寺格
天台宗・九州の寺院をまとめた府大寺・境内は国の史跡
創建
7世紀後半、天智天皇の発願。天平18年(746年)に完成の供養
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
紅葉
基本情報
住所
福岡県太宰府市観世音寺5-6-1
参拝時間
宝蔵:月〜木曜は9時〜16時30分(入館16時まで)、金〜日曜は9時〜17時(入館16時30分まで)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】西鉄太宰府線 太宰府駅から徒歩約20分
【バス】太宰府ライナーバス「旅人」で「太宰府市役所」下車、徒歩約5分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
記録を確認中...