この寺について
鹿児島県志布志市にある臨済宗妙心寺派(りんざいしゅうみょうしんじは)の禅寺。興国元年(1340)の創建で、文安元年(1444)には室町幕府から「臨済宗十刹(じっせつ)」の一つに数えられ、南九州を代表する禅宗寺院として栄えた。
境内の書院(しょいん)は鹿児島県指定文化財で、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の影響が大きかった鹿児島県内で唯一残る近世の寺院建築とされる。予約をすれば坐禅体験もできる。
歴史・由来
大慈寺は、興国元年(1340)、志布志城主であった楡井頼仲(にれいよりなか)が開き、玉山玄提(ぎょくさんげんてい)を開山(初代住職)として迎えて始まった寺である。
当時の北朝の天皇・光明天皇(こうみょうてんのう)から「龍興山大慈廣慧禅寺(りゅうこうざんだいじこうえぜんじ)」という寺号を賜ったと伝わる。文安元年(1444)には室町幕府によって「臨済宗十刹」の一つに指定され、南九州を代表する禅宗寺院としての地位を確立した。
江戸時代には薩摩藩主・島津家の庇護を受け、最盛期には16の支院(しいん)を持ち、100人を超える僧が修行する大寺院だったと伝わる。琉球(沖縄)から日本へ学びに来た僧たちの修行の場にもなっていたという。
明治2年(1869)、鹿児島で特に激しかった廃仏毀釈により、大慈寺も一度廃寺となった。その後、明治12年(1879)に、僧・石澤柏州(いしざわはくしゅう)の尽力によって、かつての支院「宝地庵」の跡地に再興された。
見どころ・特徴
【県指定文化財の書院】
境内の書院は鹿児島県の指定文化財。廃仏毀釈の被害が特に大きかった鹿児島県内で、江戸時代以前にさかのぼる寺院建築がほぼ失われてしまったなかで、唯一残る近世の寺院建築とされる貴重な建物である。
【坐禅体験】
事前に予約をすれば、坐禅を体験することができる。料金や曜日などの詳細は、お寺へ直接お問い合わせください。
【庭園】
本堂のそばには、兎と亀などをかたどった石が配された枯山水(かれさんすい)の庭園がある。
学び・特徴
本尊
聖観音菩薩
宗派・寺格
臨済宗妙心寺派。文安元年(1444)、室町幕府により「臨済宗十刹」の一つに指定された。
創建
興国元年(1340)。開基は志布志城主・楡井頼仲(にれいよりなか)、開山は玉山玄提(ぎょくさんげんてい)。
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
庭園
基本情報
住所
鹿児島県志布志市志布志町志布志2-1-19
参拝時間
9時から17時ごろとされるが、裏付けとなる公式情報は限られるため目安として捉え、参拝前にお寺へ直接ご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR日南線「志布志」駅より徒歩10分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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