この寺について
那覇の波上宮(なみのうえぐう)のすぐ隣にある高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)の寺で、沖縄でいちばん古い寺として知られています。琉球王国の時代、察度王(さっとおう)のころの1368年に、波上宮の神宮寺として開かれました。国王の祈願所として大切にされ、幕末には英国の宣教師ベッテルハイムが8年間暮らした寺でもあります。
歴史・由来
護国寺を理解する鍵は、琉球王国の祈りの場であると同時に、海の向こうの世界と出会う場でもあったことにあります。
【琉球王国の祈願所】
寺の創建は貞治(じょうじ)7年(1368年)、察度王の時代と伝わります。開いたのは、薩摩から海を渡ってきた僧・頼重法印です。創建以来、隣の波上宮の神宮寺(じんぐうじ、神社に付属する寺)として、また琉球国王の祈願所として尊ばれました。歴代の国王が即位するときには、この寺の本堂で「君臣の縁結びの盃(さかずき)」が交わされたといわれます。
【ベッテルハイムと護国寺】
1846年、キリスト教を広めるため、ハンガリー生まれの英国人宣教師ベッテルハイムが琉球にやってきました。彼は8年間、この寺に留め置かれて暮らしました。
【戦災と復興】
1945年の沖縄戦で寺は破壊されましたが、1947年にいったん別の場所で再建され、1952年に元の場所へ戻って復興しました。
見どころ・特徴
【ベッテルハイムの碑】
境内には、宣教師ベッテルハイムと、彼から牛痘(ぎゅうとう)の予防接種の方法を学んだ仲地紀仁(なかちきじん)をたたえる碑が建っています。
【小桜の塔】
戦争中、疎開船が攻撃されて犠牲になったおよそ700人の子どもたちをまつる塔です。
【波上宮のとなり】
寺は波上宮のすぐ隣にあり、あわせてお参りできます。
学び・特徴
本尊
聖観世音菩薩
宗派・寺格
高野山真言宗
創建
貞治7年(1368年)、頼重法印の開山と伝わる
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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