TabiShiri
寺 御朱印臨済宗。琉球の臨済宗の総本山で、第二尚氏王統の菩提寺。国指定史跡。 那覇市

円覚寺跡

えんかくじあと

この寺について
沖縄県那覇市首里にある、琉球国王家の菩提寺(ぼだいじ)の跡です。尚真王(しょうしんおう)が1490年代に建て、第二尚氏王統の菩提を弔う臨済宗の寺として栄えました。沖縄戦で建物の多くを失い、いまは復元された総門と放生池(ほうじょうち)、当時から残る石橋の放生橋(ほうじょうばし)が往時を伝えます。

歴史・由来

【この寺を知る鍵は「王家の菩提を弔う寺として建てられたこと」】 円覚寺は、尚真王が父の尚円王(しょうえんおう)の冥福を祈り、第二尚氏王統の菩提寺として建てた寺です。弘治5年(1492)に着工し、弘治7年(1494)に完成したとされます(弘治は中国・明の年号です)。資料によっては、1495年や1497年の創建とするものもあります。 開山は、京都・南禅寺の僧だった芥隠承琥です。琉球の臨済宗の総本山として、本尊に釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩の釈迦三尊をまつりました。鎌倉の円覚寺にならった、禅宗の七堂伽藍(しちどうがらん)が整っていたといわれ、総門、三門、仏殿、方丈、放生池と放生橋、鐘楼などがありました。王家の祖先をまつる宗廟として「御照堂(ごしょうどう)」を建てたとも伝えられます。放生橋は、弘治11年(1498)に造られたとされます。 戦前には、仏殿や三門などが国宝に指定されていました。しかし昭和20年(1945)の沖縄戦で破壊され、放生橋を残して失われました。放生橋も池に落ちましたが、修復されてもとの位置に架けなおされました。 戦後は、昭和43年(1968)に総門と放生池などが復元整備され、昭和47年(1972)には放生橋が国の重要文化財に指定されました。現在は三門の復元工事が進められています。

見どころ・特徴

【総門と放生池】 総門と、その両側の石垣、放生池は、昭和43年(1968)から復元整備されたものです。総門は円柱の入母屋造(いりもやづくり)の八脚門で、かつての寺の入口の姿を伝えています。 【放生橋(国指定重要文化財)】 放生池にかかる石の橋で、往時のものが残っています。欄干には、獅子や鶴、亀、牡丹などの石の彫刻が施されています。 【梵鐘のはなし】 円覚寺の梵鐘は、1495年に周防国(いまの山口県)で鋳造されたと伝わります。 【首里城とあわせて】 首里城のすぐ近くにあります。文化庁の解説でも、円覚寺跡は、玉陵(たまうどぅん)や識名園とともに、王室ゆかりの遺跡として紹介されています。首里城と合わせて歩くと、琉球王国の歴史を立体的にたどれます。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
臨済宗。琉球の臨済宗の総本山で、第二尚氏王統の菩提寺。国指定史跡。
創建
弘治5年(1492)に尚真王が着工し、弘治7年(1494)に完成したとされる。1495年や1497年とする資料もある。
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
世界遺産パワースポット
基本情報
住所
沖縄県那覇市首里当蔵町2-16
参拝時間
見学できる時間や料金は、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
ゆいレール「首里」駅から徒歩約10分から12分。市内バスの「当蔵」停留所からは徒歩すぐです。 車の場合は、沖縄自動車道「那覇IC」から約2.2キロ。首里杜館(すいむいかん)の有料地下駐車場が利用できます。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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