この寺について
新潟県三条市にある、法華宗陣門流(ほっけしゅうじんもんりゅう)の総本山です。永仁5年(1297)、日印上人(にちいんしょうにん)が開きました。国の登録有形文化財の本堂や、新潟県指定の三門(さんもん)が並ぶ大きな寺で、十の塔頭(たっちゅう)をもちます。毎年2月3日の節分に行われる「鬼踊り」は、日本三大鬼踊りの一つとされます。
歴史・由来
この寺を知る鍵は、「約700年のあいだ、越後で法華宗の中心であり続けたこと」です。
【開山】
永仁5年(1297)、日印上人が越後に道場を建てようと志して開きました。地元の領主の山吉氏(やまよしし)に招かれたと伝わります。
【寺名の変化】
はじめは別の寺名でしたが、正和3年(1314)に「長久山本成寺(ちょうきゅうざんほんじょうじ)」と改められました。
【鬼踊りの由来】
室町時代、この土地では盗賊が暴れていたといわれます。寺の僧兵(そうへい)と村人が力を合わせて盗賊を退治したという故事が、節分の豆まきとむすびついた行事になりました。
【明治の再建】
今の本堂は明治36年(1903)、客殿や庫裏(くり)、表玄関、大書院は明治20年代から30年代ごろに建てられたものです。令和3年(2021)、この5棟は国の登録有形文化財になりました。
【石川雲蝶(いしかわうんちょう)】
幕末に活躍した彫刻師の石川雲蝶の作品が寺に残り、墓所も本成寺にあります。
見どころ・特徴
【三門(さんもん)】天明6年(1786)に建てられた二重の楼門(ろうもん)で、新潟県の指定文化財です。赤い色から「赤門」とも呼ばれます。
【本堂】入母屋造(いりもやづくり)の大きな建物で、正面の唐破風(からはふ)には3つの懸魚(げぎょ)が飾られ、各所に見事な彫刻があります。国の登録有形文化財です。
【黒門・千仏堂・鐘楼・多宝塔】どれも三条市の指定文化財です。黒門は、旧三条城の廃城のときに移されたと伝わります。千仏堂は文化10年(1813)に建てられました。
【庭園】客殿の奥にある池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園で、平成の時代に復元されました。
【桜と紅葉】春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
【塔頭(たっちゅう)】境内には十の塔頭があり、大きな寺院の風格を伝えています。
年中行事・お祭り
【鬼踊り(おにおどり)】毎年2月3日の節分に行われます。鬼たちが本堂の中で暴れ、最後に豆をまいて鬼を退散させ、平和と安全を祈ります。赤ちゃんが鬼に抱かれると健康に育つという言い伝えがあります。2026年は、一般の参拝者向けが14時からでした。本堂に入って見るには事前の申込と料金が必要で、本堂の外での参拝は無料です。当日は寺の前の道が車両通行止めになります。
【三軌苑(庭園)の春の宴】毎年春に開かれるとされます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
三宝尊
宗派・寺格
法華宗陣門流の総本山。山号は長久山。
創建
永仁5年(1297)、日印上人が開山。当初は別の寺名で、正和3年(1314)に長久山本成寺と改称。
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
桜パワースポット
基本情報
住所
新潟県三条市西本成寺1-1-20
参拝時間
境内は自由に拝観でき、休みはありません。宝物殿は有料とされます。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR信越線の三条駅から徒歩で約15分、車で約5分。駐車場があります(台数は案内により20台から50台と異なります)。大型バスは1台2,000円とされます。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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